イギリスののどかな春の野原で
日本では桜が終わり、いよいよゴールデンウィーク。こちらイギリスでは先週末が春の到来を告げる4連休のイースター(復活祭)でした。去年のイースターはまだまだ深い雪におおわれていたイギリスですが、今年はお天気にも恵まれて春爛漫のイースターとなりました。今回は、そんな田舎ののどかな野原の風景をご紹介します。
出かけた場所は、イングランド最北端の国立公園ノーサンバーランドナショナルパーク(Northumberland National Park)。毎年、この時期になると歩行者用の歩道パブリックフットパスの入り口にはこんなサインがお目見えします。
「子羊の生まれるラミングシーズンです。親子の羊に驚かしたりしないように気配りを」などといった春の野原での注意事項が記されています。
さて、牧草地に通じるパブリックパスに踏み込むと......。
右を見ても、
左を見ても、
ベビーブーム。
また別の日の別の場所でも、
ベビーブーム。
ここはスコットランドとの国境に近いチービエット丘陵(Cheviot Hills)。
小さな教会の向かいの丘をのぼっていくと、丘のいただきの谷間には名残り雪。
標高600メートルばかりの丘ですが、じょじょに地上が遠のいて、
ほら。いつしか、ふもとの教会があんなに小さくなって......。
丘の上にのぼりつめると、一面のへザー(ヒース)。
ここへは、へザーが花をつける夏の終わりにもう一度来なければ。あたり一面が赤紫のへザーの花のカーペットにおおわれている様子を想像しながら歩いていくと、その先には、春ならではの風景が......。
イギリス名物フィッシュ&チップスを揚げる菜種油をとるための菜の花。緑の野原に黄色い菜の花のパッチワークはイギリスの田舎の春の風物詩なのです。
ノーサンバーランドナショナルパークのウォークを楽しんで帰宅したあと、その春の風景に触発されてイギリスの春の田舎をイメージした上生菓子ねりきりを作ってみました。
緑の草原に親子連れの羊の群れと黄色いパッチワークの菜の花。
さらに、日本の春を懐かしんで桜の花も......。
さて、いよいよ日本もゴールデンウィーク、みなさまも春爛漫のご行楽をお楽しみくださいね。
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