子供たちに辞書のプレゼント
ブログ記事で何度かご紹介している『Rotary Club(ロータリー・クラブ)』の2009-2010年度のローカル・コミュニティーへの貢献活動のひとつが、グアム全島の公立および私立42校すべての小学校3年生2883人(一部日本人学校など、グアム政府の管轄下にない学校の生徒は除く)に辞書をプレゼントするという活動。そこで昨年12月から現在にかけてロータリアン(ロータリー・クラブのメンバーのこと)たちが各学校を周って少しずつ辞書を直接子供たちに手渡ししています。
まずは辞書をそれぞれの学校に必要な冊数ずつ梱包するところから始まります。こうして手の空いているロータリアンがお仕事の後などに集まり、時には家族を連れてお手伝い。また会場にはある程度広い場所が必要なので、NISSANディーラーが繁忙時後のショールームを解放し、お夕食時ということで、お向かいにある日本食レストラン味一がお寿司やおつまみなどを差し入れ。集まったおじさんたちや子供たちが、あ〜でもない、こ〜でもないと、せっせと働く姿もかわいらしく、小さなコミュニティーのほのぼのとした光景が広がります。
小学校3年生というのは語彙を増やしていくのにとてもいい年齢のようで、この時期からは特に自分自身で辞書を引いて言葉を覚えていくことが大切だとか。そのため『Rotary Club(ロータリー・クラブ)』はこの年齢の子供たちを対象に、学校にではなく、子供たちひとりひとりに、自分のためだけの辞書をプレゼントしているんです。
子供たちは自分たちのための辞書、ということですぐに中を開いてみたりして、とってもうれしそう:)
学校によってロータリアンたちのお出迎えの方法などはまちまちのようですが、この私立校では全校生徒が大集合。
グアムでは学校に限らずいろいろな団体の集会の始まりに、全員が規律してアメリカ国家とグアムの島歌をそれぞれの国旗の方を向いて歌う光景をよく見かけます。この日も壇上に代表の子供たちがアメリカとグアムの国旗を持ち、その場にいる先生や生徒、ロータリアンたちが全員胸に右手を当てて国家を歌います。
他にも校歌などを歌ってくれたりして、最年少の子供たちはノリノリなのがかわいかった♪
またこちらはグアムでも有数の私立校の小学校3年生の子供たち。
さすがにとても躾が行き届いていて、また辞書の朗読もとっても上手で感心してしまいます。
ちょうどこの学校に行ったのはクリスマスのちょっと前のことだったので、子供たちからお礼としてクリスマス・ソングのプレゼント。そしてロータリアンひとりひとりにクリスマスのスティック・キャンディーまで贈られましたよ:P
小さなコミュニティーだからこその、こうした温かい対話に心が和みますね♪
海外旅行情報
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。