グアムに住む日本女性たち
昨日、Hilton Guam Resort & Spa(ヒルトン・グアム・リゾート・アンド・スパ)にて、グアム在住の日本女性ばかりが集まって、素敵なパーティーが開かれました。
主役は、グアムでの3年間の任期を終えて定年退官される冨野総領事の奥様、満守子夫人。もうグアムにはかなり長くいらっしゃるウッドレー節子さんが企画、音頭をとられ、女性有志主催、日本人会後援という形で送別昼食会を開いてくださいました。
日本にいるとなかなか接する機会のない領事館だと思いますが、海外に住む私たちにとってはとても大切な場所であると同時に、領事館の方々は旅行でグアムに来ていらっしゃる方々にもしものことがあった場合にもお世話をしてくださいます。同時にグアムの方々への日本の情報提供や、文化交流なども大切なお仕事のひとつ。特に日本とグアムの間には過去に戦争や植民の歴史があるため、双方が友好的に交流できる環境を作ってくださるということは、在住日本人にとってとても重要なことです。
私は何度かパーティーやイベントなどでお目にかからせていただいただけですが、冨野夫人は本当に気さくで、親しみやすいお人柄で、私のような若輩者ともわけ隔てなく、気軽にお話くださいました。また今までいろいろな国にいらっしゃった豊富な経験をお持ちで、数年前に初めてお目にかかったときに、道端に落ちているパンの実を拾って帰りたいわ〜(とってもおいしいのに)、とお話されたときには本当にびっくりし、そしてなんだかうれしくなってしまいました:)
南国グアムでのお別れの会らしく、清水領事夫人から生花で作ったレイのプレゼントがあり、集まった皆さんからということで、ご旅行に使っていただけそうなバッグをお贈りすると、冨野夫人がとても大切そうにバッグを抱きしめてくださった姿がとても印象的でした…。
チャモロ料理を中心としたお食事が終わると、春のお別れを惜しむ舞や、素敵なピアノ演奏のお披露目。
そして最後に皆で「花」や「椰子の実」、「故郷」を歌い、日本の春を想い、離れた故郷を思い出し、そしてご帰国されてしまう冨野夫人とのお別れを惜しみました。
私たち夫婦揃って、陰ながら(!?)大ファンだった冨野夫人がグアムを離れられてしまうのは本当に寂しいことですが、またいつかどこかでお目にかかることができますように…。
同時に、まだまだグアム在住暦の短い若輩者ですが、冨野夫人をお慕いして集まられた素敵な方々とのご縁を、これからも大切にしていかれたらうれしいです。
*冨野夫人昼食送別会の写真はこちら☆
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