ところ変われば…グアムも飲酒年齢が引き上げられますよ!

公開日 : 2010年07月06日
最終更新 :
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海外旅行でついつい忘れてしまいがちなことが、飲酒や喫煙に関する法律やマナーが国によってまちまちであるということ。

特に日本(アジア全般そういうイメージがありますが)は、とてもお酒やタバコなどに関して寛容ですが、海外では飲酒や喫煙ができる年齢が違ったり、場所や購入できる時間が日本よりも厳しく限られていたりします。

そこでグアムでの飲酒の法律やマナーについてまとめてみますね。

グアムでは若者の飲酒運転による死亡事故の率が高いことと、アメリカ本土の多くの州に倣い、先週の金曜日、2010年7月2日に新しい法案が可決され、グアムでの飲酒年齢が、それまでの18歳から21歳に引き上げられることになりました(最終的に知事が法案にサインをして正式に法律として効力をもちます)。

アルコールを買ったり注文したりするときにはパスポートなどの身分証明書の提示を求められることもあるので、若く見られがちの方はIDを持ち歩くように気をつけてくださいね。

ちなみにアルコールの販売は、一般商店では朝9:00から夜22:00まで。レストランやバーでは平日は午前2時以降、土日祝日は午前4時以降の販売が禁止されています(土日祝日も関係なく一律午前2時以降の販売を禁止しようという法律が可決されるかどうか、注目を浴びているところです)。

またビーチなど公共の場所での飲酒も禁じられています。チャモロビレッジなどでBBQを食べたりするとどうしてもビールがほしくなってしまいますが、こういう公共の場所でお酒類が販売されていないのはこのような法律のためです。ちなみにチャモロビレッジには一箇所だけアルコールを飲めるお店がありますが、これはこの飲食店がアルコール・ライセンスを取得しているので店舗内だけでお酒が飲めるからです。

時々ビーチでお酒を飲むローカルや観光客の方を見かけます(先日はビーチでBBQをしていた日本人ツーリストの方が悪酔いをして男性同士でふざけあい、水着を脱がせあって裸で走り回る光景を見かけました…)。確かにグアムの警察はこの点に関してゆるいので、ローカルがお酒を飲んだりしていても何も言いませんが、騒ぎを起こして近隣住民から通報などがあった場合は直ちに出動してきます。

たとえツーリストでも連行されますので、違法であるということはよく理解しておきましょう。

またグアムのパブやバーなどは一定台数以上のための駐車場が併設されていないとビジネス・ライセンスを取得することができないにも関わらず、飲酒運転は非常に厳しく取りしまわれます。

運転者本人はもちろん、同乗者の車内飲酒や、車内にふたの開いたアルコール類が置いてあるだけで飲酒とみなされ、ツーリストでも厳しく罰せられるので、レンタカーを借りる際などは十分に気をつけてください。

いずれにしても、旅の恥はかき捨て、なんていうことのないように、郷に入れば郷に従えで、旅行先の国の法律やマナーは守ってくださいね。

*その後2010年7月8日に正式に法律が成立し、このように改正されましたのでお気をつけくださいね!

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