グアムでタイガーマスク伊達直人になろう！？

公開日 : 2011年01月15日

最終更新 : 2011年01月15日

筆者 : 鶴賀奈穂乃

日本では"伊達直人"を名乗って児童養護施設などに贈り物を届ける『タイガーマスク運動』が全国的に広がっているようですね！

ここグアムでは、"寄付"という行為はとても一般的で、その形もさまざまにあるのですが、今日はツーリストの方でもお気軽に参加していただけるかな～と思う、Thrift Store、つまりリサイクルショップをご紹介しようと思います：)

これは、『The Salvation Army（ザ・サルベーション・アーミー=救世軍）』という、ロンドンに本部を置き、世界118の国と地域で活動する国際的なキリスト教（プロテスタント）の教会が運営するリサイクルショップ。

もちろん宗教とはまったく無関係に誰でも利用することができるお店で、店内の商品はすべてみんなが寄付したもの。建物の中に足を踏み入れると、とにかくありとあらゆるモノが山積みになってディスプレイ（！？）されています。

やはり一番多いのは衣類！冬物のコートやセーターから、迷彩服までいろいろ！！たくさんの人が掘り出し物を探しにきていましたよ：)

中でもジーンズはかなりたくさんありましたよ。サイズは大分ワイドなかんじでしたが...（苦笑）。

子供服やおもちゃなども結構人気で、子供たちもあれがほしいとかこれ買ってなど、テンションが上がっていましたよ：D

スーツケースのタイヤの上に乗って、緑色のお化けのマスクを被って遊ぶ男の子や、赤ちゃん用の帽子を被って走りまわる子供たちなど、いろいろ（笑）。

お値段はカテゴリーと状態によって決められているようで、例えば子供服や大人用Tシャツは、状態があまりよくなければ50セント、よければ1ドル、エクセレントであれば2ドル。ジーンズやパンツ、ワンピースなどは状態があまりよくなければ2ドル、よければ3ドル、エクセレントであれば5ドル、と言った感じ。

他にも雑貨や小物、調理器具など、必ずしも状態がいいとは限らないのですが、というか、磨いたほうがよさそうなものも多々ありますが、よくよく見ていると掘り出し物もありそうな感じ：P

本もたくさんあり、ペーパーバックが50セント～1ドル。ハードカバーが50セント～5ドル。雑誌が25セント～1ドルで買えます。

ジャンルもありとあらゆるものがあるのですが、日本で買うと高くなってしまう洋書を、インテリアとして置きたいなというような時など、こうして使い込んである感じの本を並べてみたりするのもいいかな～と思ってみたり。

古くて高級でない食器なども、なんだかちょっとフォトジェニックで、お店をされていらっしゃるような方や、もちろん自分のおうちのインテリアに、お芝居などの小道具としても、あえてこう言った品々もありだな～と思いましたよ♪

一緒に言った恂子おねえちゃまは、このチェーンが使い勝手が良さそう！ということで、早速このペンダントを3ドルで購入していましたよ：)

もちろん買うだけではなく、おうちで不要になったものを寄付することができます。

今回は断捨離の一環で、夫が去年1年間に5Kというランニング・イベントの参加賞としていただいたTシャツがずいぶん溜まっていたので、それを一挙に寄付してきましたよ。

お店の奥、右手にドアがあり、その向こうでスタッフの方たちが仕分け作業をしていらっしゃるので、その方にお渡しするだけ。

これはいい、これはダメといった選別作業はまったくなく、とりあえずすべて笑顔で受け取ってくださいますよ：)

こうして寄付された品々を販売した売上金は、Lighthouse Recovery Center（依存症の方を助ける協会）やFamily Services Center（貧しい家族の支援協会）、Guam Corps Community Center（台風などの自然災害時の救援団体）、Youth Enrichment Programs（子供たちの教育支援プログラム）、Summer Camps（サマー・キャンプ）、Emergency Disaster Services（災害時の救援活動）に寄付され、役立てられているんですよ。