グアムにもかっこいいアート・シーンが登場!

公開日 : 2012年05月12日
最終更新 :
MO0C2068-120503-001.jpg

先週末、Outrigger Guam Resort(アウトリガー・グアム・リゾート)のお隣にあるThe Plaza(ザ・プラザ)内、DNA EVOLUTION(DNAエボリューション)という主にサーフ・ブランドを扱うアパレル店の2回スペースに、4日間だけのアート展『Guam Art Exhibit IV(第4回グアム・アート展)』が登場!!

日本の経済が調子がよかったときは華やかだったグアムのアート・シーンも、バブル崩壊と共にどんどん衰退していってしまいましたが、それでも数年前からグアムのローカル・アーティストを応援しようという動きが活発になり、近々グアム美術館もオープンすることになっているんですよ♪

それを待っていましたとばかりに、かつての大御所はもちろん、若手アーティストも活発に活動し始めているグアム。今回はそんな彼らの作品をご紹介しますね:)

MO0C2036-120503-001.jpg

『Guam Art Exhibit IV(第4回グアム・アート展)』では、写真、絵画、イラスト、さまざまなインスタレーションなど、いろいろな種類のローカル・アーティストによる作品が展示されています。

今回はアパレル・ショップの2階スペースを使用しましたが、侮るなかれ! かなり広いスペースに陳列されていたお洋服などはすべて1階のフロアに下ろされ、2階は完全にアーティストに公開されたんですよ!!

MO0C2034-120503-001.jpg

しかも壁に釘を打っても、天井から吊るしても、しかも必要なら壁を塗ってもいいという大盤振る舞い!?

この写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、この作品群の壁は、ペンキが垂れたような絵が描かれているんですよ!

MO0C2039-120503-001.jpg

そして展示されているアートもさまざま。テーマもさまざま。

このようないかにもグアムらしい色使いやモチーフの作品もありますが...。

MO0C2042-120503-001.jpg

一見グアムとはわかりにくい作品もたくさん。

先日もちょっとお伝えしましたが、この『Guam Art Exhibit IV(第4回グアム・アート展)』の存在意義は、基本的に、ホテルや空港などでは展示してもらえないような、いわゆる"グアムらしさ"とは関係ないアート作品を展示する機会をアーティストに提供する、ということ。

グアムでアート作品を展示する機会はとても少なく、まして販売するとなると多くの場合ツーリストの方たちが対象になるので(なんといってもこの島の人口17万人に対して、年間90万人以上の方たちがこの島を訪れるのですから!)、どうしてもグアムの思い出になるような作品が好まれがち...。

私もこんな作品が撮りたい!とか、これが実は私のお気に入りの作品!というものがあっても、大体の場合において、グアムで撮影した写真であることが分かりやすいことが重要と言われてしまいます。グアムでは至る所でみかけるプルメリアや椰子の木の写真でさえ、プルメリアや椰子の木はグアムにもあるけれど、東南アジアなど他の地域にもたくさんあるから、ラッテ・ストーンや恋人岬など、グアムならではの作品がいいと注文されることがあるほど...。確かに言いたいことはわかるけれど、本当に撮りたいものしか撮りたくないんだけどな...などと、いうことを思ってしまうわけです...本当は...(苦笑)。

MO0C2026-120503-001.jpg

私はこのことを知ったのが展示会の10日前で、DFSでの個展の開催も間近に控えていたので、全く新しい作品を作る時間がなかなか取れなかったのですが、それでも愛のある生活をテーマに『LxLxL』と、『Mambo No.3』というふたつの作品を出展しました。

MO0C2054-120503-001.jpg

他にも変わったところでは、"食べられるアート"ということで鮮やかに色をつけたマフィンを並べてグアム島旗を作るというのも:P

MO0C2057-120503-001.jpg

おもしろいな~と思って製作過程をじ~っと見ていたら、おじさまが娘が10日間かけて焼いた774個のマフィンでできているんだよ~!とのこと。おいしいから食べてみて!と青いマフィンをいただき...。う~ん、着色料は食べたくない~と思いながらもNOと言えない日本人ぶりを発揮して食べてみると、うん、ちゃんとマフィン(苦笑)。

MO0C2067-120503-001.jpg

おいしいでしょ~とお次は真っ赤なマフィンもいただいてしまい、2つも食べてしまったので、ほんとは772個しか使われていないはずですけどね :P 

MO0C2061-120503-001.jpg

私が行ったのは、アーティストたちがひとり4人まで家族やお友達を連れてきていいというオープニング・レセプションの時だったので、一般解放された8時以降の方がだいぶ人が入っていたみたい。

夜はDJも入り、目の前で踊っている若者たちがいたり、DFSでゴールデンウィーク中に開催されていた"In living Color, In Living Art(イン・リビング・カラー、イン・リビング・アート)"というイベントで全身にペイントを塗られるアートのモデルさんになった方もいらっしゃって、記念写真ブースで撮影をしたりしていましたよ!

MO0C2058-120503-001.jpg

私はこの島にすでに20年以上も住んでいる義母とそのお友達をご招待してオープニングに行ったのですが、義母がこの島にもこんな場所があったなんて~!ととても喜んでくれました♪

このイベント、これからはなるべく1年に1回以上のペースで開催したいとのことでしたので、ぜひ皆さんも足を運んでみてくださいね:)

写真はこちらから☆

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。