ギルフォードに来たらここ!小さな町を一望する、ギルフォード城
こんにちは! ギルフォード特派員の吉村です。
今回書くのはギルフォード城について。
いままであまりギルフォードの観光について書いていなかったのですが、じつはギルフォードも歴史ある町。大きな都市ではないものの、ロンドン―ポーツマス間の中継宿場として重要な地位を占めてきたそうです。guildford.org.comの資料に拠れば、1066年のノルマン・コンクエストよりも前から、この地は町として確立していたといいます。
特にGuildford Boroughの資料に拠れば、ギルフォード城は1066年のノルマン・コンクエスト後まもなくウィリアム1世に建てられて以来、ギルフォードの中心にあり続けたという、歴史的場所だそう。加えて、のんびりとした美しい田舎町・ギルフォードを一望できる場所でもあります。
そんなギルフォード城に、今回は注目していきたいと思います!
町の中心部、ハイ・ストリートからわずか徒歩数分という場所。人の集まる場所からは少し外れた静かな道の裏手に、広々としたガーデンが広がっています。ギルフォード城の庭園。この庭の入場は無料で、自由に出入りすることができます。
気持ちの良いこの広場は地元の人にも人気の場所で、芝生の上でくつろいでいる人の姿もよく見られます。ついでに芝生には、ガーデン保全のために踏み込み禁止のエリアもあるので、少し注意です。
丘を登ってお城の建物へ。
上の写真、お城の上に、金属の網目みたいなのが見えると思います。
展望台のようになっていて、そこまで行くことができるんですよ!
チケットは下の写真の階段の下、建物1階部分で買うことができます。
大人£3.2、子供・学生・シニア£1.6。
1階、チケット売り場の奥は、ギルフォード城とギルフォードの歩みについて、歴史をまとめたパネルが展示してあります。
最初は木で作られたタワーだったのが、12世紀に石で作り替えられ、その後13世紀の終わりごろにヘンリー3世によって改築されたのが、いまのギルフォード城のもとになっているそうです。当時は王の居城として使われることもあったとか。
上の階に行くには、いちど建物を出て、外についている階段を上ります。
2階、入ると広い空間が広がっていて、目立たない端のほうに階段があるのですが、上の展望台へはその階段をまた上ります。
階段は狭いので、気を付けてくださいね。
そして上まででると、
解放感があってとても気持ち良いです! 全身で風を感じます。
ギルフォードの町が一望できます。レンガ造りの景観が美しい。
下の写真、遠くに見える背の高い建物が、ギルフォード大聖堂です。
ゆったりとした場所。少しゆっくりとしてから、
下に降りるには、来た道をまた戻ります。階段は狭くてすれ違いが難しいので、様子を窺いながら降りましょう。
それから、このギルフォード城まで来たら、せっかくなのでアリスにも会いに行きましょう。
鏡の国のアリスの像。以前の記事にも取り上げたのですが、ギルフォードはアリスの作者、ルイス・キャロル縁の地でもあるんですよ!
この鏡の国のアリス像は、ギルフォード城からすぐ近くの場所にあります。少し隠れるような位置でわかり辛いのですが、Guildford Castle Groundの案内板(この記事の2番目の写真)に地図が乗っています。ぜひ探してみてくださいね。
以上、ギルフォード城でした。
ギルフォードを訪問された際には、ぜひ足を運んでみてくださいね。
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ギルフォード城情報
【開館日・時間】
4月~9月:月~日曜日、10:00-17:00
10月:土・日曜のみ、11:00-16:00
10月 half-term (学期の中間休暇):月~日曜日、11:00-16:00
11月~2月:閉館
3月:土・日のみ、11:00-14:00
【入場料】
大人:£3.2
子供・学生・シニア:£1.6
【場所】
Castle St, Guildford GU1 3SX
*上記の情報はぜひ、ギルフォードBorough Council (地方自治議会)のサイト、ギルフォード城のページでもご確認ください。
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