黄金の秋。サマータイム終わり

公開日 : 2011年10月29日
最終更新 :

ドイツではこの時期、黄金の秋(goldener Herbst)という言葉をよく聞きます。あちこちで葉っぱが黄色や赤に染まり、とてもきれい。寒くなる前に自然を堪能しようと、森を散策する人をよく見かけます。

ハノーファーは森の中に街があるといわれるほど緑が多く、例えばアイレンリーデの森は都市部にある森としてはパリのブローニュの森についでヨーロッパ第二の大きさを誇ります。

カスタニアと呼ばれるクリに似た実があちこちに落ち、リスが走り回っています。木は大きな枝を広げ、この時期たくさん実を落とします。もっと寒くなると葉が落ちて、いよいよ冬の到来です。写真はリンデン地区の公園。

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今年は10月30日日曜日で夏時間が終わり。午前3時になると時計の針が2時に戻るので、この日は25時間になります。その瞬間をテレビを見ていると、時計が大写しになり、秒針が動いてぴったり3時になったかと思うと、するりと短針が2時に逆戻りします。

それを見届けてから、うちの時計は変えないで眠ります。朝起きたとき「あっもうこんな時間」と一瞬焦るのですが、「違う違う、冬時間になったんだから、1時間時計が進んでいる」と思うと、すごく得した気分になるのです。これが年に一度の楽しみ。そして早く眠くなり、早く目覚めるから一日のスタートが楽に感じます。

しかし冬時間が始まるというのは、冬至が近づいてきたということ。日没がとたんに早くなり、夜が明けるのもみるみる遅くなります。太陽が恋しくなり、冬にまっしぐらだなあと感じます。

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