クリスマスは24日から26日まで

公開日 : 2011年12月27日
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ドイツでは、クリスマスは24日の午後から始まり、26日まで続きます。クリスマスイブにあたる24日午後から街は店を閉め、路面電車やバスの本数ががくっと減ります。クリスマス本番の25日、26日は街中が静まりかえり、レストランもほとんどが閉じています。クリスマスは、日本でいうお正月のようなもので、家族と過ごす大切な時間。ハノーファー市内のクリスマスマーケットも大半は、22日で最終日を迎えました。売り子の人たちも家族と過ごすためです。

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24日の夕方、近くの教会で「キリスト降誕劇(Krippenspiel)」を見ました。イエス・キリストの生まれたときの様子を描いたもので、マリアや羊飼い、天使が出てきます。子どもたちによる劇で、教会は小さい子どもからお年寄りまでいて満席。歌を歌ったり、短いお祈りもあり、クリスマス気分を満喫しました。

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25日、26日は家族や親戚を訪ねたり、親しいお友達を招待したり、ゆったりと過ごします。クリスマス前に焼いておいた何種類ものクッキーでおもてなし。夕食には七面鳥やチキンを食べたり、ステーキを焼いたり、家庭によっていろいろ。私は25日、友達のうちで牛肉薄切り巻き(Rindroulade)を作りました。肉の中にピクルスやセロリ、ニンジンを入れて巻き、赤ワインで煮込みます。マスタードが隠し味。ジャガイモと小麦粉の団子と、赤キャベツを添えるのが定番です。初めて作りましたが思ったより簡単で、腹持ちもよく美味でした。

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日本だと24日のイブがメインで、クリスマスはすぐに終わってしまうけれど、ドイツでは25、26日も祝日なのでゆっくり味わえます。いつもはにぎわう街中もしーんとしていて、不思議な感じ。24日の夜は近所の教会で10時からミサがあり、鐘の音が力強く鳴っていました。私はすでに布団に入っていたのですが、この鐘を聞いて人々は教会に集まり、クリスマスを祝うのだなあと思うと、少し神聖な気持ちになりました。

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