冬のお楽しみ クリスマスマーケット

公開日 : 2011年12月16日
最終更新 :

12月22日の冬至をひかえ、この時期暗くなるばかり。雨が降って風は強いし、寒い。ロンドンより北に位置するハノーファーでは、例えば16日は朝8時23分に日が昇り、午後4時7分に日没となります。太陽が出ている時間は7時間44分で、1日の3分の2以上が夜なのです。だからどんよりとしたこの時期、クリスマスマーケットはドイツ人の大きな楽しみ。日曜日は通常小売店は休みですが、クリスマスマーケットは開いているので散歩の目的地にもなっています。

クリスマス関連の屋台が並ぶクリスマスマーケットは各都市で開かれますが、クリスマスの4週間前から始まり、イブとなる12月24日の数日前に終わるのが一般的。出店者のみなさんもうちで家族と一緒に過ごすためです。ドイツ人にとってクリスマスは、日本のお正月みたいなもので、家族や親戚、大切な人たちと静かに過ごす時間なのです。

DSC_3767a.jpg

写真は、匂いのする木片。部屋の飾りにもなります。ソーセージや焼き栗、揚げ菓子などさまざま屋台が並びますが、なんといってもおすすめは、温かいグリューワイン。赤ワインにオレンジジュースや香辛料を入れたもので、アルコール分は7%ほど。寒空のしたで飲むのは格別ですが、冷めるのも早い。冷める前にとぐいぐい飲むと、酔いと温かさがほどよく広がり、内側からぽかぽかします。

屋台ではクリスマスのデコレーションやろうそく、おもちゃ以外にも、ガラス細工やおなべ、アクセサリーなど何でもあり。メリーゴーランドや観覧車があり、夜のイルミネーションもきれいです。

それにしてもドイツ人は立ち飲み、立ち食いが好きだなあ。耳まですっぽりと帽子をかぶり、マフラーをぐるぐる巻きにして、ふきさらしで長々とおしゃべりするのもへっちゃらです。雪があっても森へ散歩に出かけますから、小さいころから鍛えられているようです。

3832a.jpg

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。