真冬日

公開日 : 2012年02月07日
最終更新 :

今朝はマイナス16度でした。非常に寒い。歩いていても、何をしていても寒い。

外にいるとしんしんと体に冷気がしみついてきます。自転車に乗ったら、小指から、薬指、と徐々に痛くなってきました。5分が限界です。

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ナチス政権下、失業対策の一環として掘られたマッシュ湖もだんだん氷が厚くなってきました。13センチ以上になると氷の上にのることが許されるので、みな心待ちにしています。

昨冬は雪が解けず道路が2ヶ月ほど凍りついていましたが、今回の冬は真冬日になることもなく、このまま春になるのかな、と油断していた矢先にこの寒さ。ヨーロッパでは1月末からこれまでに360人ほど死者が出たそうです。

ドイツでは2万2000人ほどの浮浪者がいるといわれ、私の住むニーダーザクセン州にも2000人ほどいるとみられています。州都のハノーファー市では、街中心にある地下鉄の駅クレプケを浮浪者に解放。エスカレーターの後ろで寒さをしのぐことができます。近所のパン屋さんがパンを寄付し、市も泊まる場所の確保に尽力しています。また「暖かいバス」があちこち走り、宿のない人に熱いお茶や毛布を配っています。

ハノーファーは雪は少ないのですが、ただ寒い。けれど冬が厳しいからこそ、春の訪れはうれしいもの。日本は立春も過ぎましたが、ドイツは遅まきながら本格的な冬到来のようです。

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