クッキーモンスターが、クッキー会社にクッキーを要求

公開日 : 2013年02月01日
最終更新 :

ハノーファーに本社のあるクッキー会社バールセン(Bahlsen)で、1月半ばごろ金メッキのクッキーの看板が盗まれました。1月29日にクッキー看板をかじるクッキーモンスターの写真と手紙が同社に送られ、子ども病院にチョコレートクッキーをプレゼントし、動物保護施設に1000ユーロ(12万円)寄付するよう書いてありました。

オルタナオンラインにも書きましたが(http://www.alterna.co.jp/10493)、なんとも変わった話。クッキーモンスターのぬいぐるみを着た誰かが看板をかじる写真は、ハノーファーアルゲマイネ紙の表紙を飾りました。クッキーモンスターの本場アメリカの「セサミストリート」では、「犯人はぼくじゃないよ」と本物のクッキモンスターが弁解する場面も。

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看板は重さ20キロ。100年以上、社屋の高さ5メートルのところに吊るされていたそうです。バールセン社長は「看板を返してくれたら、52の福祉施設に52000箱のクッキーをプレゼントしよう」と、歩み寄る姿勢。しかし、これまでも社会的企業としてクッキーを寄贈してきており、寄贈はその一環とのこと。犯人にいわれたからではない、と強調しています。バールセンは創業124年の老舗会社で、昨年は14万4000トンのクッキーやお菓子を製造しました。世界80カ国に進出しており、日本でも青いパッケージのクッキーを購入することができます。

さあ、犯人は見つかるのかどうか。バールセンのクッキー、スーパーで手にする人が増えているようです。

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