環境についての総決算「エコビランツ」展
歴史博物館で、ハノーファー周辺の1950年代からこれまでの環境への取り組みについての「エコビランツ」展が開かれています。反原発運動やオーガニックショップや食の見本市、自転車推進など盛りだくさんの内容。ハノーファーの人々の環境意識の移り変わりをみることができます。
交通、空間、エネルギー、食料消費の4つの分野からなり、当時の写真やプラカード、印刷物が数多く展示されています。振り返ると1970年代のオイルショック、1986年チェルノブイリ原発事故があり、人々の生活や価値観が変化してきました。昔は地消地産が当たり前で、ほとんどが手作りでしたが、今では近隣で収穫された野菜を、近所のスーパーで見かけることはありません。
展示の最後には「よりよい環境のためにできること」と「環境のためにしていること」を書くコーナーがありました。「電気をこまめに消す」「車でなく、路面電車を利用する」などできることはささいなことばかり。けれどこんなにたくさんの意見があり、これが実現すれば大きな力となるのです。
7月28日まで。博物館入場料は大人5ユーロ、5歳以上1ユーロ、12歳以上4ユーロ。金曜日は無料。
公式サイト(ドイツ語)http://www.hannover.de/Kultur-Freizeit/Museen-Ausstellungen/Top-Museen/Historisches-Museum-Hannover/Sonderausstellungen/Ausstellung-%C3%96kobilanz2
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