お笑いLIVE
先日またミンデンの多機能ホールへ行ってきました。
今回は、ドイツ人ベテランお笑い芸人のLIVEを観てきました。
ドイツ人なら誰もが知っている、59歳のHelge Scheneider（ヘルゲ シュナイダー）
芸人、音楽家、映画監督、作家、俳優として活躍する、日本でいうところのビートたけし的なマルチタレントなおじさんです。
ドイツのお笑いは、日本の漫才やコントと違って、日常生活の面白ネタを一人で喋り続けて笑わせるスタイルが基本です。
このヘルゲシュナイダーは、喋りにJAZZを基本とした音楽を交え、時に即興で笑いを取ります。
彼には、専属バンド、専属ダンサー、（これがとんでもなく低レベルなダンスで笑える、てっぺんの髪は禿げているけどその残りと髭の長～いダンサー）、専属のお茶係（パフォーマンス中に「お茶持ってきて！」と言ってお茶休憩をするくだりが多々ある）がいて、今回のLIVEはこの全員を引き連れて周っている模様。
もともとヘルゲシュナイダーは音楽系の学生だったようで、舞台中で彼の演奏する楽器は、
ピアノ、オルガン、サックス、トランペット、ギター、ドラム、鉄琴、木琴、アコーディオン、バイオリン、チェロ、リコーダー、ピアニカ等々、ほぼ、打楽器から管楽器全部、そしてすべての技術がプロです！
また、カスタネットやマラカスなどの小物も上手に使います。
基本的に年老いたおじいちゃんのようにふざけて歌うのですが、たまに本気を出し、ものすごい声量で力強くオペラ歌手のように歌うことがあり、驚かされます。
会場となる街の特徴や建物をネタにした歌を作ってくれるので観客は大喜び。
彼の話すドイツ語はとてもゆっくりで、語彙もそんなに難しくないのでドイツ語勉強中の人でも笑えます。
また、言語のないコミカルな体でのアクションや、音楽のみでの笑いもあるので、
ドイツ語が全くわからない人でも楽しめます。ぜひ、足を運んでみては。
今月のお笑いLIVEツアー予定 料金30.50ユーロ～（会場により異なります）
3/20 （日）Wetzlar / Rittal Arena
3/21 （金）Bielefeld / Stadthalle
3/22 （土）Halle / Händelhalle
3/23 （日）Leipzig / Gewandhaus
3/25 （火）Frankfurt Oder / Messe
3/26 （水）Cottbus / Stadthalle
3/27 （木）Berlin / Tempodrom
3/28 （金）Gera / Kongresszentrum
3/29 （土）Zwickau / Stadthalle
3/30 （日）Hof / Freiheitshalle
3/31 （月）Erfurt / Messe
Helge Scheneiderホームページ： https://www.helge-schneider.de/
9月までのツアー予定、彼の写真や動画もここで確認できます。
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