いちばん旨くてとっても安い。大衆食堂「コムビンザン」
ベトナム料理といえば、生春巻きやフォー、ハスの葉包みごはんなどが有名。もちろん美味しいことは美味しいけれど、どこの国でも、庶民の家庭料理がいちばん旨い。そんなわけで今回は、一般ベトナム人のお昼といえばココ、な食堂「コムビンザン/Com Binh Dan」をご紹介します。
ベトナム語で「コム/Com=ごはん」、「ビンザン/Binh Dan=平民」と、まったくもってそのまんまの名前ですが、その名の通り、普通のベトナム人が店にはいっぱい。お昼の1時ともなれば、満卓どころか、あまりの客の回転のよさに、おかずがほとんどなくなっていることもあるほど、コムビンザンは庶民に欠かせない食堂なのです。
利用の仕方も簡単で、ごはんを主食にずらりとならんだ大皿に盛られたおかずの中から好きなものをえらんで食べるスタイル。おもむろに店に入り、ベトナム語がわからない場合は指差しで。
「これ、食べたい」
との意思さえ伝われば、店のおばちゃんが人数分の量をとりわけ、席までもってきてくれます。そうしたら、あとは好きなように食べるだけ。
店内はステンレスのテーブルにプラスチックのイスの組み合わせが定番
ベトナム人もみんな、もりもり食べている
肉類、野菜、煮物、揚げ物、スープなど、どれもベトナムの家庭の味
「うまっ! これもうまっ!」
なんて言いながら、お箸やスプーン、はたまた手で。ルールやマナーなんて、旨いものを前にしたらかまっていられない。そんな風に気軽に料理を楽しめるようになったら、きっとあなたも立派なコムビンザン・デビュー確定です。
ちなみにこのコムビンザン、実はおかずの種類がかなりあります。今回、料理自体の紹介はしていませんが、おいおいご紹介していきますのでお楽しみに。
では、また次回。
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