香港のご当地キャラ2強

公開日 : 2013年09月27日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

2強とタイトルに書きましたが、まずは東の横綱から書きましょう。1つは麦児(McDull/マクダル)というキャラクターです。これは2001年に香港で公開された『麦児故事/My Life as McDull』というアニメ映画のメインキャラクター。ストーリーは幼稚園に通う小豚のマクダルを描いたもので、その愛嬌のあるかわいらしいが人気を呼びました。その後も2004年、06年、09年、12年と数年おきに映画が公開されています。2009年に日本でも上映された『マクダルのカンフーようちえん』では人気が出る前の剛力彩芽が吹き替えを担当しています。テレビアニメ化もされたほか、香港の蝋人形博物館のマダムタッソーにも展示されるなど香港では確固たる地位を築いています。

001 McDull.jpg

西の横綱はChocolate Rain(チョコレートレイン)です。麦雅端(Prudence Mak)という女性が2000年に作り出したキャラクターです。麦氏は自分が創造したキャラクターのハンドメイド商品の雑貨店を開きましたが、かわいらしさだけではなく商品のクオリティーの高さが評判を呼び、徐々に香港人に浸透していきました。その結果、ソニー、スターバックス、ステラ・マッカートニー、スワロフスキーとのコラボレーションしたり、大英博物館で展示会が開かるなど、今では日本的に言えばハローキティのようなポジションにいると思います。香港にある旗艦店ではワークショップが開かれ、自分で作品を作ることもできます。

 チョコレートレインの人気のキャラクターはFatinaという名前でイタリア語で夢見る女の子。夢見るということでほとんどのデザインは目を閉じ夢をみていることを表現しています。

(9月お題"わたしの街のご当地キャラ")

002 Chocolate Rain.JPG

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。