日本人パティシエのスイーツ

公開日 : 2014年05月18日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

5月お題"今はやりのスイーツ"なのですが、香港ではこのスイーツがはやっているというのはありません。ですが、2014年1月のグランドオープン以来、人が絶え間なく訪れる人気のスイーツ店があります。人気があることから取材も客が少ない時間を見計らうようにして行いました。場所は上環(Sheung Wan)地区にあり有名観光スポットの1つである文武廟から徒歩数分のところにあります。

その人気店とは「NOSH」という名前で、通常の料理は香港人のダニエルさんが、スイーツを担当する日本人の山本明希さんの2人で経営しているお店です。山本さんは、父の仕事の関係でタイ、中国に幼少のころから住んでいたほか、アメリカにも住んだことがある国際派。小さいころから料理を作ることが好きだったのですが、ひょんなことからフランスの料理学校ル・コルドン・ブルーの本を手にしたことがスイーツの世界にも関心を持ち始めました。そしてル・コルドン・ブルーの学校でスイーツとパン作りを学びます。卒業後、香港のレストランで経験を積んだ後、今のお店を構えることになりました。

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「自分が好きなものしかお客様には出さない」と、自分がこだわったスイーツしか提供しないそう。おいしいものを食べてもらいたいという思いが感じられます。その自信を持って提供するスイーツですが、Fraisier(52ドル。写真右)は、リッチな味を生み出すバタークリームとふんだん使われたイチゴの酸味が絶妙のハーモニー。Tartin(同。写真中央)はフランベした半分の大きさのりんごがパイの上にのり、さらにクリームがあります。ラムなどを使っている大人の味のスイーツです。Lemon Tart(同。写真左)は毎日"売り切れ確定"の一品。レモンムースが口の中に入れた途端、さわやかに口の中に広がります。

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当たり前ですが、日本人の口に合わないわけがありません。どれを食べても違和感なくスッ~と自然に食べられます。お店の雰囲気も開放的でリラックスした時間を過ごせると思います。

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★NOSH

11 Upper Station Street

Tel: 2559 8508

8:30-18:00(火~金曜)

10:00-18:00(土、日曜)

月曜定休

www.nosh.com.hk

5月お題"今はやりのスイーツ"

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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