アートをテーマにしたショッピングモールK11

公開日 : 2014年11月14日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

香港には多数のショッピングモールがあります。香港の買い物の中心地、尖沙咀(Tsim Sha Tsui)は無数のモールがありますが、その中で異彩を放っているのがK11というショッピングモールです。モールなのに芸術がテーマというユニークなところです。

005 weeping on the sea.jpg

香港は「芸術砂漠」と揶揄されるほど芸術には関心がありませんでした。古い建物も価値がないとしてすぐ新しいビルが建てられます(それがあの香港の高層ビル街を作った要因でもありますが・・・)。ですが、香港全体の生活水準が向上したことにより、お金を稼ぐこと以外にも目を振り向ける余裕が出てきました。その1つが芸術です。

001 B2F at K11.jpg

地下鉄直結の入口から入ると2層分使って大きなオブジェが飾られています。しかも触りたい放題で下の部分はベンチと化しています。メイン入口には「Big Pup Head」という大きな犬の頭が飾られています。これをデザインしたのは日本の奈良美智さんという方。かわいらしいのですが、いろいろな表情に見えるから不思議です。そのすぐそばには鉄をつかって馬を表現したアメリカのデザイナーの「Captain」、1階にはバッグを加えた鳥が飛んでいる「Shadow」などさまざまな芸術作品が展示されています。

002 big pup head.jpg

作品によってはあまりに自然な形で展示されているのもあるので気づかないこともあるかもしれませんが「アート、アート」と押し付けがましくない形で展示されているのはいいものです。

003 shadow.jpg

モール内にはアニエスベーの旗艦店があるなどもありますので、芸術の鑑賞がてらショッピングを楽しむというのもいいのではないでしょうか?

004 captain.jpg

★K11

住所: 18 Hanoi Rd, Tsim Sha Tsui, Kowloon, HK

電話:3118-8070

営業時間:店によって異なる

http://hk.k11.com/

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。