香港のセレブシェフが経営するすし店
香港でミシュランを獲得したことのあるアメリカのセレブシェフ、ハーラン・ゴールドスタイン。基本は西洋料理ですが彼が世界各国で腕を振るってきたとき日本食も料理人から学んだりしました。そごうなどがある香港のショッピング街1つ、銅鑼湾（Causeway Bay）に日本人シェフ前田典久氏を招聘して「Sushi To」というすし店を経営しています。
前田シェフは日本のほかシンガポール、ロンドンなどの一流レストランで働いてきた経験豊富な料理人。ハーランシェフは「日本、日本しているようなスタイルではなく、私のアイディアを含めた形での日本料理店を作りたかった」と話ました。「前田シェフ私の考えをちゃんと理解して料理してくれます」と信頼するコメント。
料理はすしを出しつつも、西洋のエッセンスが含まれた料理がいろいろ。素材も北海道産のホタテ、広島産のカキなどを輸入したりとこだわりがあります。また、鉄板焼きのエリアもありさまざまな日本食が食べられるようになっています。日本酒も充実していますが西洋人も多いので200種類ものワインを用意しているのも特徴的です。
また、ここはビルの29階にあるので香港の美しい景色、特に夜景が楽しめます。外国人が経営している日本食だからと敬遠するのではなく、西洋人が真剣に取り組んだ料理店に足を運ぶのもいい経験になるのではないでしょうか？ 料金はもちろん注文にもよりますが1人あたり1000ドル弱くらいです。
★Sushi To
所在地：29/F., Soundhill Plaza ⅡMidtown, 1-29 Tang Lung Street, Causeway Bay, Hong Kong
電話：2970-3218
営業時間：ランチ12:00～15:00（日～土曜）、ディナー18:00～22:30（日～木曜）、18:00～23:00（金～土曜）
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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