ハワイアン・フード

アロ〜ハ！明けましておめでとうございます。この時期ハワイは日本をはじめ世界の各地から多くのツーリストが来ています。日本の芸能人も新年をハワイで迎える人が多いですよね。さて、そこで今回は、ハワイは初めてという人もそうでない人も一度は試してほしい「ハワイアン・フード（ハワイ料理）」についてレポートします。＜ハワイアン・フードってどんなもの？＞　ハワイアン・フードは、まずメインディッシュに「ラウラウ」と「カルアピッグ」があります。「ラウラウ」は魚の切り身と豚肉をティーリーフという葉でくるんで蒸したもの。味付けはハワイアンソルトというハワイ産のあら塩です。「カルアピッグ」は蒸し豚。昔からハワイアンの儀式やお祝いの時に、地面に穴を掘り、そこで豚を丸ごと蒸し焼きにして人々に振る舞まった料理です。ただしレストランで出されるものは、オーブンで作ったものですが。。。これも味付けは、素材のうまみを引き出すハワイアンソルトのみ。　このほか、生姜がきいたチキンと春雨のスープ「チキン・ロングライス」、ハワイ流ビーフジャーキー「ピピカウラ」、メインディッシュとよく合う「ロミ・サーモン」。「ロミ・サーモン」はトマト、オニオン、サーモンにハワイアンソルトを加えてロミロミした（もみ込んだ）もの。　主食はご飯、または「ポイ」。これはタロイモをつぶして練ったもので、それ自体に味はなく、おかずと一緒にスプーンまたはオニオンですくって食べます。　最後にデザートは、ココナッツ・ゼリー「ハウピア」。甘さひかえめでさっぱりします。　レストランでは以上のアイテムが少しずつ味わえるセットメニューがあり、初めて食べる人におすすめです。もちろん単品でのオーダーも可能。値段はお店によりますが、セットでだいたい７〜10ドルと手頃。日本人の舌に合う素朴な味です。　アロハ・フライデーと呼ばれる金曜日には、ホテルのビュッフェやレストランのランチスペシャルにハワイアン・フードを出すところが多いので、手軽に楽しめます。＜おすすめハワイアン・フード店＞◎Ono Hawaiian Food　（オノ・ハワイアン・フード：オノとはハワイ語でおいしいという意味です）　726 Kapahulu Ave.　Honolulu, HI　(808)737-2275　11:00am〜19:30pm（日曜休）　いつも地元の人で行列ができているレストラン。ワイキキからはカパフル通りを車で５分北上した左手。散歩がてら歩いてもいい。◎Poi Bowl（ポイ・ボウル）　Makai Market,　Ala Moana Shopping Senter 1F　アラモアナ・センターのフードコートにあり、テイクアウトに便利。