ホノルル美術館でキルトのレクチャー開催

ワイキキから車で約15分のところにあるホノルル・アカデミー・オブ・アーツはハワイを代表する美術館。ここで５月30日（火）午後５時からドリス・デューク・シアターにて「19世紀のアメリカ女性とキルト」と題するレクチャーが開催されます。誰でも参加でき、入場は無料。座席数に限りがあるので、早めの来場をすすめています。

　さて、このレクチャーの内容ですが、米本土の美術館で館長などを歴任したのちテキスタイルの美術史を専門として各地でレクチャーをおこなっているデボラ・クラックさんが、米本土にあるアメリカンキルトのコレクションのスライドを上映しながら、19世紀のアメリカ女性にとってのキルト作りの意味を、当時のキルターの日記、手紙、雑誌の記事などを通して紹介していくもの。内容はすべて英語でおこなわれますが、キルトに興味のある人なら映像だけでも楽しめるのではないかと思います。

　なお、このレクチャーを記念して、同美術館では５月25日〜８月27日までアメリカンキルターを代表する１人、ジュライ・ロシェさんの作品を集めたキルト展「For the Joy of It」が、テキスタイル・ギャラリーにて開催されます。