今日にも残るハワイの不思議なお話

公開日 : 2015年04月01日
最終更新 :

アロ~ハ!今日から4月。日本では春といえばこれから桜や卒業の季節ですが、こちらアメリカ・ハワイでは4月が年度のきりかえではないので春といえばイースターのお祭りがやってくることぐらいでしょうか。

先日ハワイアンのお友達からハワイの歴史に関係する興味深い話を聞いたので今日はそのお話を書いてみようと思います。

色々な人種の人たちが住むハワイは長い歴史の中でそれぞれの文化が混ざり合い、今日に至っています。ハワイで生活している人々は私も含め、昔から続くハワイ特有のルールの中で生活しているように感じます。

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「カプ」とはハワイ語で「禁止」を意味します。古代ハワイアンや神様にリスペクトが必要な場所もハワイには沢山あります。

今日日本でもすっかり人気となったフラはもともと古代ハワイアンが海、風、そして花などハワイの美しい自然を踊りで表現したのが始まりで、小さな動きの一つ一つに意味があります。

またハワイには昔から語り継がれている伝説のようなものも沢山あり、その中でも一番有名なものが火の神様「ペレ」。ペレはハワイに伝わる火の女神で、美しく、でも気性の荒い女性。そしてペレは最終的にハワイ島キラウエア火山にたどり着いたと言われており、今日でも記念にとついハワイ島の火山の石を持ち帰ると何か良くないことが起こるといわれているのは有名です。

さて、先日ハワイアンのお友達がノースショアーの貝殻や石を持ち帰らないほうがいいよ、と言っていました。ハワイ島のペレと石の話は有名だけどオアフ島のそういう話を聞いたのは初めてでした。彼女のおばあちゃんによると、ハワイは昔々古代ハワイアンたちが島を占領するのに争いを繰り返してきたらしく、その争いの舞台となったのは今ではサーフィンですっかり有名になったノースショアーや観光客にも大人気のカイルアの砂浜だそう。なのでその争いで亡くなった人々の魂が今でも海の貝や石に宿っているといわれていて、知らずにそういう貝を持ち帰ると良くないことが起こると言われているそうです。(ワイキキ側の海は大丈夫だそうなのでご心配なく!)

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ハワイだけでなくタヒチや昔住んでいたグアムにも、南の島はあまりにも美しく神秘的な場所が多いのできっと昔から色々な伝説か生まれるのでしょうか。

伝説やスピリチュアルなものを信じるかどうかはその人次第ですが、実際に昔々島を得るためにおきた古代ハワイアンたちの争いからヒーリングスポットやそういった話が語られるようになったのは事実です。

古代ハワイアンたちはきっとハワイが将来こんなにも多くの人種が暮らし、そして世界の観光地になるなんて、誰も想像していなかったでしょうね。

そんなわけで、みなさんもハワイではきっとなにかしら自然のパワーを感るはずですが・・・今日はハワイに伝わる不思議なお話でした。

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