4月23日は「サン・ジョルディの日」 カタルーニャ地方の風習

公開日 : 2013年04月22日
最終更新 :

4月23日は偉大な文学者、ミゲル・セルバンテスやウィリアム・シェイクスピアの命日にあたることから、ユネスコにより「世界本の日」に指定されています。この日、スペインのバルセロナを中心としたカタルーニャ地方では、教養、知性、美しさのシンボルとして、男性は女性にバラの花を、女性は男性に本を贈るのが習わしとなっていて、家族や友達の間でもプレゼントが交わされます。

サン・ジョルディはカタルーニャの守護神。お姫様を連れ去って、村人を困らせた竜を退治したという伝説があります。カタルーニャの人々は、竜を相手に勝利を収めたサン・ジョルディと、カタルーニャの自治や言語を禁止した独裁政治と闘う精神を重ね合わせこの日を祝うそうです。

イビサもカタルーニャ地方に属するので、この日は街の中心部にある広場(イビサタウンのVara de Rey)に本と花の出店が複数軒を連ねます。とても知的で素敵な風習なので日本でもぜひ取り入れてもらいたいです。

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