イビサ在住者から送る「イビサからの風:パワースポット」

公開日 : 2017年04月01日
最終更新 :
筆者 : 今岡史江

 ヒーリングを施行されている女性が日本からいらっしゃいました。その女性との贅沢な2日間です。まず1日目。

AM 10:00  Dalt Vila(ダル・ビラ)

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 お泊りのホテル、トレ・デ・カノニゴはカトリックの中でも位の高い司教級の僧(カノニゴ)の邸宅を改造した、世界遺産の中にある高級ホテルです。大聖堂のすぐ近くで、高い位置にあるのですが、夜10時までは無料で送り迎えの車を出してくれます。

AM11:00  Museo Puig des Molins(ムセオ・プッチ・デス・モリンス考古学博物館)

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 考古学博物館に行きました。紀元前7世紀に地中海東西交易をしていたフェニキア人、その後のカルタゴ人、ローマ人のお墓です。小山の至る所に大きな穴が掘ってあります。(世界遺産)「あの世に着いた時に困らないように~」と棺の中に色々なものを入れた習慣のお蔭で、その埋葬品から東西地中海交易の広さが伝わってきます。フェニキア人の使っていた文字はアルファベットのもとにもなっています。

AM12:00 Ses Salines(セス・サリナス)塩田・塩田用港・ビーチ

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 フェニキア人が作った塩田に行きました。冷蔵庫のなかった昔の食料保存に欠かせなかった塩はとても貴重でした。その需要も高く生産された塩はセス・サリナスビーチの横にある塩専用の港までトロッコで運んでいた時期もあります。その港とビーチも見てきました。

PM1:00 Sa Caleta(サ・カレタ)フェニキア人の入植地

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 フェニキア人が今の城壁の場所に移住する前に住んでいた場所(世界遺産)に行きました。高台の見晴らしの良い場所です。左手奥に塩田が見えています。その横のビーチ、Cala Bou Nou(カラ・ボウ・ノウ)は泥パックとレストラン・サ・カレタで有名です。

PM1:30  Cala Saladeta(カラ・サラデタ)ビーチ

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 イビサで一番美しいビーチ、カラ・サラデタに行って来ました。車から降りてすぐあるビーチはカラ・サラダ。その奥にあるのがカラ・サラデタです。その間の岩場は、飛び込むのに最適。飛び込んでいる人がいました。でもまだ水、とっても冷たいんですよ。

PM2:30  Es Nautic(エス・ナウティック)レストラン

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 ランチはサン・アントニオの港にあるエス・ナウティックで。ここの食事はどれを選んでも間違いがないお店。今日の「山羊のチーズとハチミツのサラダ」は最高!チーズは重い・・という人でも感激する美味しさ。魚介のパエリアは勿論のことです。

PM4:00  Es Vedra(エス・ベドラ)島クルーズ

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 シーズンオフだったのですが、ボートを出してもらってエス・ベドラ島まで行きました。このミステリアスな島は磁場が強く、パワースポットとして有名です。今回、その磁場は北極と南極と同じ位強く、ここには今無きアトランティスのエネルギーが残っているのだと教えて頂きました。この島の南側は幾つもの海流が交錯しているし、この一帯には幾つか良いダイビングスポットがあるし、まるで自然の玉手箱のようです。

 その昔この島にはキリスト教の牧師さんが20年間住んでいました。山羊も住んでいました。今は保護地区に指定され、上陸することはできませんが、夏になるとイビサ港とサン・アントニオ港からエス・ベドラ島までのAquabus(アクアブス)の遊覧船がでています。

 パワーは水を介して届きやすいそうです。前にあるビーチ、Cala d'Hort(カラ・ドール)で泳ぐのも良いかもしれませんね。どうぞ試してみて下さい。カラ・ドールに行かれる方はそこのレストランCarmen(カルメン)のパエリアがお薦めです。島を眺めながらゆったりとお食事して頂きたいです。

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 折角なので、地元で通称アトランティスと呼ばれている場所があるので、船で近づいてもらいました。海の色が最高に綺麗でした。

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 大好きなCala Comte(カラ・コンタ)。一番美しいビーチの一つです。小島が幾つかあるその景色と、水とサンセットの美しさと、何度行っても飽きません。

PM8:00  Torres des Savinar(トーレス・デス・サビナ―)でサンセット

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 今回はエス・ベドラ島対岸にある展望台に飽き足らず、どうしても上のディフェンスタワーから夕陽を見たくなり、少し山登りをして頂きました。水平線に隠れる一瞬まで、また隠れた後の余韻もとても素晴らしいサンセットを見ることができました。

 贅沢な素敵な1日をありがとうございました。

筆者

スペイン特派員

今岡史江

1993年よりスペイン在住。車好きが高じて自動車整備士の資格をとり、ただ今トヨタ・イビサでメカニック中。

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