イビサ在住者から送る「イビサからの風」:レストランお薦めPart1

公開日 : 2017年06月06日
最終更新 :
筆者 : 今岡史江

 今回はレストランの紹介編1 海の傍にあるレストラン

 綺麗な海に囲まれているイビサです。ビーチには必ず「海の家」のようなチリンギートと呼ばれるお店があります。そのチリンギートの幾つかは、最近どんどん改装され綺麗になってステキなお店になっています。今回のお薦めは、海の横にあるお料理が美味しいので有名なお店の紹介です。せっかくイビサにいらっしゃるのですから、綺麗な海を見ながら、美味しいお料理を召し上がっていって下さい。

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 私の独断と偏見で選んでいます。少し面白い分類の仕方をしてみました。

 <地元と観光客に定評のある老舗>                    

 ビーチ名       レストラン名                     

 Cala d'Hort     1.カルメン (Carmen)      2.カラ・ドール (Cala d'Hort)         

 San Antonio      3.カン・プジョール (Can Pujol)  4.エス・ナウティック (Es Nautic)    

 Cala Bou Nou    5.サ・カレタ (Sa Caleta)              

 Puerto San Miguel  6.バランサッ (Balansat)                  

 Puerto Ibiza     7.クルブ・ナウティコ (Club Nautico)              

 Cala Mastella     8.ビゴテ (Bigote)              

 <特に観光客に人気のあるレストランの中から> 

 Puerto de Ibiza   9.カルマ (Calma)

 Es Caballet     10.エス・コジェラ (Es Collera)

 Ses Salines     11.ジョッキークラブ (JOckey club)

 Porroig       12.エス・チャルク (Es Xarcu)

 Cala Jondal     13.ブルーマリン (Blue Marlin(

 Sol Den Serra    14.アマンテ (Amante)

 1.私の一押しはここ、カラ・ドールにあるレストラン・カルメン。パワースポットで有名なエス・ベドラ島を見ながらパエリアを食べるのはここが最高。

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 2.カルメンと同じビーチに、カラ・ドールという名のレストランがあります。ここの魚の煮込み、ブジ・デ・ペシュは地元の人にも大評判。お味のしみ込んだポテトが何て美味しいこと・・。ここは場所を選ばないと、席から島が見えません。(笑

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3.サン・アントニオベイの端(サン・ホセ)にあるカン・プジョール(Can Pujol)。1年中開いているお店は地元の人に支持されているお店ですね。このお店の魚の煮込みの後に出てくる、煮込んだ魚のスープで作ったご飯、エル・アロス・ア・バンダ(El arroz a banda)が美味。また、このお店の魚介のリゾット(アロス・マリネラ)も是非試していただきたいです。

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 4.サン・アントニオのヨットハーバーにあるエス・ナウティックは、魚介類何をいただいても間違いがない美味しさ。最近頂いたヤギ乳のチーズにハチミツをかけたお料理が、チーズが苦手な私ですらすっかりファンになってしまったという・・。とっても便利な場所にある、とっても美味しいお店です。

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 5.サ・カレタというこのレストランは、カラ・ボウ・ノウ(Cala bou Nou)という泥パックで有名なビーチの入り口にあります。レストランがあまりにも有名なので、よく知らない人は、このビーチがサ・カレタだと思っています。このレストランの前を通り舗装されていない道を真っ直ぐ行くとその左手に小さなサ・カレタビーチと漁師の船の家が見え、右手にフェンスで囲まれている世界遺産に指定されている、フェニキア人の入植地跡があります。話がそれましたが、この店のパエリアは島の中で一番美味しいかもしれないと普段から思っています。コーヒーに砂糖とオレンジの皮とコニャックで作られるカフェ・カレタは、寒い日に身体を温めるのに飲んだりします。よければ試してみて下さい。

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 6.サン・ミゲルの村を抜け、さらに北東に進むと、サン・ミゲル港(Puerto de San Miguel)と呼ばれるビーチに着きます。その一番奥の海に近いレストランが、バランサッです。シーズンオフの間も、日曜日などは予約なしには来れません。魚の煮込みやパエリアをお試しください。

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 7.サン・アントニオのエス・ナウティックがヨットハーバークラブ付随のレストランであるのと同じく、レストラン・クルッブ・ナウティコは、イビサのヨットハーバークラブ(クルッブ・ナウティコ)のレストランです。クラブの人達がたむろっているバーの横を通る時、自分がクラブの会員になったかのような錯覚を覚えます。テラスからダル・ビラが見えます。オマールエビのリゾット・アロス・コン・ボガバンテ(Arroz con Bogabante)はいかがでしょう。

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 8. イビサから見ると東の果てに、カラ・マステージャ(Cala Mastella)というビーチがあります。そのビーチの際の岩の上にある小道をたどると、ビーチからは隠れて見えない入り江があります。そこにビゴテというレストランがあります。携帯電話のなかった時代はそこまで予約を取りにいかなければなりませんでした。その店のメニューは魚の煮物だけ。入り江に停泊している船で採った魚を料理してくれます。その入り江に所狭しと椅子とテーブルが置いてあります。新鮮な魚を堪能してください。

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 9.イビサ港対岸のイビサ・マリナにあるレストラン・カルマは、カフェだったのが美味しいレストランになりました。正面に見えるダル・ビラの景色を楽しみながらお食事をどうぞ。

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 10.イビサから南西に広がる塩田の横を通って行くとエス・カバジェというヌーディストビーチに着きます。そのビーチの端に、ラ・エスコジェラというレストランがあります。日本のガイドブックには必ず取り上げられるとても綺麗なレストラン。美しいDJ兼モデルの荒木さやかさんが召し上がっているのと同じパエリアとサングリアはいかがでしょうか。

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 11.エス・カバジェよりさらに南下するとセス・サリナスビーチがあります。セレブや有名人がなぜか集まるビーチとして有名で、小粋なレストランが並んでいます。夏の間混んでいるのでほとんど行かないのですが、ジョッキークラブを薦める友人が多いのには理由があるはず。

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 12・サ・カレタをさらに西に車を走らせると、カラ・ヨンダル、ポロッチとビーチが続きます。ポロッチの標識に沿って行くと下に向かって下りていく道があり、レストラン・エス・チャルク(Es Xarcu)にたどり着きます。レストラン内は外国人がほとんどでしたが、そこの地元のお魚料理は絶品です。メロという白身魚のオーブン焼き。お魚好きな方はいらっしゃいますか?

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 13.カラ・ヨンダル(Cala Jondal)のブルーマリンはイビサのビーチクラブの老舗です。セレブが集まる社交の場。最近増えてきたビーチクラブにはない品があります。

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 14.今度は少し東の方へ。カラ・ヨンガ(Cala Llonga)というビーチの隣にある石がいっぱいの海岸、ソル・デン・セーラの入り口に建てられたビーチクラブ・アマンテ。ひっそりした場所にあり、奥まっていることもあって静かに過ごせるビーチクラブです。

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 60か所以上泳ぎに行ける場所があります。それぞれの海の店を楽しんでみて下さい。

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筆者

スペイン特派員

今岡史江

1993年よりスペイン在住。車好きが高じて自動車整備士の資格をとり、ただ今トヨタ・イビサでメカニック中。

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