トルコのお土産

公開日 : 2000年07月17日
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トルコ土産は何がいいか?大変よく聞かれる質問である。そして極めて難しい。まず予算の問題。そしてあげる人の趣味や年齢、性別。さまざまなニーズが考えられるからだ。予算を絞って数を、というあなた。王道はナザール・ボンジュと言われる青いガラスの目玉。車や家の玄関、子供の襟元、キーホルダーなどトルコ人の生活のなかでもよく目にするお守りの一種。人の妬みや呪いを受けると、本人に害を及ぼす代わりに身代わりとなって割れたり念を吸い取ったりして助けてくれるとされている。10円もしないような小さなものから銀で装飾した大型のものまで、値段も大きさも千差万別。ご都合にあわせてどうぞ。またちょっと重いが、トルコタイルや鍋敷きもきれいなものが多い。プリントものなら鍋敷き(壁掛けにもなる)が1枚100円ぐらいから。やっぱりみんなで食べられる食べ物がいいというあなた。一番人気は、ロクム(トルキッシュ・デライト)と言われるギュウヒかゼリーかといった感触のお菓子。バラやミントなど色んな種類があるが、ダブルピスタチオがお勧め。一番小箱で、150グラム200円くらい。専門店ではグラム売りもある。また世界有数の産地であるマカダミアナッツもいい。季節によっては生のもの(どんぐりそっくり)も屋台に山積みされている。エコロジーものに弱いあなたにはオリーブ石鹸はいかが?市場からスーパーまでどこでも手に入るが、皮膚にアレルギーのあるうちの父はこれが大のお気に入り。最近はお土産用にパッケージに凝ったものも出現。月桂樹入りのデフネ・サボンというのもお勧め。これで髪を洗うと抜け毛やフケに効果が高いとか。地元でしか手に入らないものを探しているなら、スーパーに行ってみよう。エクストラバージンオリーブオイルの安いこと。地中海の太陽の恵み、蜂の巣丸ごとの蜂蜜のファンになる人も多い。チョコレートの香りをつけた柔軟剤やバラの花びらのジャム、惣菜の缶詰なんかも意外と楽しいかも。乾物屋では、ドライトマト・ピーマンや香辛料、ドライおくらやなすの皮(?)なんて変わったものも。お湯で戻して、ご飯を詰めたりして使うが、そのままドライフラワーのように飾ってもカラフルでエスニックムードが出る。お酒が手放せない人なら、ラクやトルコ・ワイン。空港では割高なので、できれば町で。TEKER(専売公社)やビールの看板が出ているところが、アルコール取扱店の目印。ワインはイスタンブールで買うなら赤はヤクット(ルビー)、白はチャンカヤ が一般的だが、その一段階上のセレクションもある。また甘いデザートワインとして、ヨーロッパでの入賞実績を持つSAFIRも最近は人気。自分に特別なお土産をさがしているあなた。やはり絨毯は名産品のトップ。トルコ石や革製品も安い。時間をかけて、自分の気に入ったものを探そう。トルコ航空利用の場合は、日本の自宅まで届けてくれるお土産カタログなども用意されている。あまり頭を痛めたくない人は、そういったサービスを利用するのも手。ただし、ちょっと割高なのは否めないので、出来れば町中での調達をお勧めする。

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