イスタンブール国際映画祭
春になると、イスタンブールではいつもちょっとしたカルチャーブームが巻き起こる。イスタンブール国際映画祭、国際演劇祭、国際音楽祭、国際ジャズフェスティバルと次々にイベントが催されるからだ。2002年には、それぞれ第21回、13回,30回、9回を数え、既に恒例化したと言って良い。新市街のヘソ、タキシム広場には文化基金が主催することを示すチューリップを染め抜いたのぼりが、何本もはためいている。
皮切りとなる映画祭だが、今年のエントリーは183本。俳優マルチェロ・マストロヤンニの出演作品が15本上映される他、目玉のひとつに日本人監督の名前が挙がっている。
SHOHEI IMAMURA。今までもこの映画祭で、Narayama Bushi-Ko / (1983) などは上映された記憶があるが、評価は高く、改めて今年11本のフィルムを一挙上映しようというものだ。上映予定作品は以下。
Buta to Gunkan / (1961)
Nippon Konchuki / (1963)
Akai Satsui / (1964)
Jinruigaku Nyumon / Pornocular (1966)
Ningen Johatsu / Bir Adam Kayboldu (1967)
Kamigami no Fukaki Yokubo / Tanr・ar・ Derin Arzular・(1968)
Nippon Sengoshi ・Madamu Onboru no Seikalsu / (1970) (Belgesel)
Fukushu Suru wa Ware ni Ari / (1979) Narayama Bushi-Ko / (1983)
Unagi / (1997)
Akai Hashi Noshitano Nurui Mizu / (2001)
トルコでは、映画はいまだ一番身近な娯楽だけあって、詳しい人はそれはもう古い日本映画からタケシ・キタノ、ハリーポッターまで詳しい。映画好きを名乗るなら、映画祭が開催される4月13~28日の間に映画漬けの1日を予定してみてはいかが?
チケットはタクシム広場に面したアタチュルク文化センター、BEYOGLU SINEPOP, ATLASなどの各映画館で。プログラムもそこで手に入る。料金は、席によるが5ミリオントルコリラ程度。
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