ベイブレード・トーナメント

公開日 : 2004年05月14日
最終更新 :

玩具店の文具品コーナーに日本のものらしきマンガを発見した。ベイブレード。ベイゴマの現代版で、真中がへこんだプラスチックの円形スタジアムの中で闘い、はじき出されたら負けというもので、おそらく日本でのブームはとうに去ってしまったことだろう。そのベイブレード、ここ2年ほどでトルコにファンを増やしつつある。

放映されているアニメや、バーガーキングなどの協賛で一気に市民権を得たのかもしれない。エミノニュや路上にはベイブレードのバッタものが溢れる。日本からオリジナルを輸入販売している会社があるのだが、流通の都合か、日本で800円程度のものがここでは2000円前後になってしまうようだ。バッタ物は100円程度から買えるから、なかなか駆除は難しいのだろうが、詳しくないと本物との差がわからないのでオリジナルと信じこんで買った高いバッタものを持っている子供も多いという。

別に遊べれば偽物でもいいではないかと思うのだが、このベイブレード、公式トーナメントが行われているのだ。トーナメントに参加できるのは、オリジナルを買った人だけということなのでそこで問題が起こったりする。分解していくつかの部品を組み合わせ、自分だけのオリジナルを作り出すことも可能なのだそうで、そうなってくるとますます偽物との見分けは大変ではないかと思うが、そういう創造力を刺激する工夫はさすが日本のおもちゃ、という気はする。

トルコの家庭を訪問、トルコの家庭に一日ホームスティなどというイベントを組み込んだツアーが増えてきたようだ。ここ数ヶ月、子供にはどんなお土産が喜ばれるでしょうかと聞かれることも多くなったが、オリジナルのベイブレードはお土産の金メダルかもしれない。

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パークオルマン(森林公園)の子供の日のイベントのひとつとしても、行われたベイブレードトーナメント。

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