環境保存を主張する牛
「草がなくちゃ、ミルクも出ないよ！」「僕を干からびさせちゃったんだね」などの、トルコ語のスローガンを背中に載せた牛たちが、8月1日からイスタンブルの街を飾るらしい。COW PARADEとは、今までもパリ、ロンドン、ニューヨーク、シカゴ、ストックホルム、ブエノスアイレスなどで実現したキャンペーン。これら環境保護を訴える、それぞれデコレートされた牛の像のスポンサーになった人には、リンゴスターやらエリザベス女王などもいる。1体５５００USDの寄付金で購入される牛像は、8月1日から10月31日までの3ヶ月間、主な通りやショッピングセンターに飾られる。集められた寄付金は環境保護だけでなく恵まれない子供たちや保護団体に配分されるが、お固い募金運動ではなく、楽しくアーティスティックなお祭りとしても楽しんで、と発起人たちは呼びかけている。
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