ガラタサライスタジアムでほっこり

3月に入ってからはすっかり春！って感じのイスタンブールですが、日曜日は雲ひとつなく晴れ上がっていたので朝から家族で、ガラタサライのホームであるアリサミイェンスタジアムに行ってきました。日本の稲本選手が一時プレーしていた、ＵＥＦＡ優勝経験もある名門クラブチーム、ガラタサライのスタジアムはメジディエキョイにあり、新市街に宿泊するとメトロ二駅分で行けちゃうアクセスの良いところにあります。

スタジアムに近づくにつれ（とはいってもうちから3分の距離なのですが）、トレーニング姿の人が目立ち始めます。サッカー選手じゃないんですけどね。アリサミイェンは試合のない週末の朝、10時までは市民に公開されているんです。イスタンブールは坂の町、しかも交通渋滞でも悪名高い街です。街中を排気ガス浴びながらランニングするよりずっといいというので、朝早くからたくさんの市民が集まって、トラックを走ったり、おしゃべりしながら歩いたりしてました。トレーニングスーツで走る人に混じって、スカーフにロングコートという格好の敬虔なイスラム教徒女性がいたりして、それぞれに運動にいそしんでいる様子がなごやかです。サッカーファンには感慨深いと思うし、ファンじゃなくてもフツーのイスタンブール市民の素顔を見れる場所のひとつとしておすすめ。

大学時代テニスが大好きだった私は、パリのローランギャロスを見に行って帰りに露出狂男にベローンされてホテルまで泣いて帰った思い出がありますが（いまだにエクスキュゼモアといわれるとぞっとすることがある19歳時のトラウマ）、それに比べてアリサミイェンは周囲も含め、平和で健康的なこと。晴れたらまたお散歩に行きます。

ところで、ガラタサライのライバルでもあるフェネルバフチェの監督はジーコなのですが、そのジーコと写真を撮りませんか！条件は3月25−27日イスタンブールにいること、日本人の中学生または高校生であること、です。興味がある方はすぐにご連絡くださいね！