誕生日の新聞

夏休み前から９月ごろになると、私の周りでは誕生日を迎える人が続出する。自分の誕生日はもう、なかったことにしてしまいたい私だが、特に子供の場合は祝ってやりたいし。でも誕生日プレゼントを選ぶのは結構な労力で、頭が痛い。贈る相手の喜ぶ顔を想像すれば、楽しくもあるのだけどね。

子供はなんとかごまかせるにしても大人はいつも花って言うのも芸がないかなと思う今日この頃。トルコでは、花はよく贈り贈られる。オフィスに勤めてでもいれば、誕生日の人の机は花に埋もれ、携帯電話はなりっぱなしだからすぐわかる。誕生日ケーキだけはご本人が購入して周りに振舞うのが通常で、これだけはいまだに違和感あるが。

トルコ人の友人の一人には、ブラジャー３枚セットを贈った。日本製の下着はデザイン、サイズ、機能、とあらゆる種類も豊富で、値段も安く、一回つけたらやめられないという。安物のお徳用セットだが、リフトアップつきワイヤーなしという彼女の好みを熟知した私からのプレゼントはいたく気に入ったらしく、周りに見せまわっているらしい。ほかの友人からも買ってきてメールが来ちゃうから、見せ歩くのはやめてほしいが・・・。

で、趣向を変えてお誕生日の新聞はどうかと思って値段を調べてみた。その人の誕生したン十年前？のその日、トルコでは何が起こっていたか？同様のサービスは日本でもあるだろうが、トルコ人だけでなく、トルコにはまっている人や、トルコ語勉強中の人、トルコ滞在を終えて帰国した人などには面白いかも？

HURRIYET紙の場合、３５X40センチ、オリジナル新聞紙印刷版、紙筒入りで２５YTLから。グレードアップ版はビロード張りの箱入りだったり、額縁入りだったりして、最高で１００YTLまで、何種類か選択肢がある。

誕生日じゃなくても、ほら、好みのサッカーチームが優勝した日とか結婚記念日なんていうのも欲しい人がいるかもね。