新年男サンタクロース

公開日 : 2008年12月20日
最終更新 :
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いよいよ押し迫ってきましたねー。日本ではクリスマス及び新年ムード満載の華やかな時期なのだろうが、トルコは地味な感じ。なんてったって、一週間の大型連休であったクルバンバイラムが終わったばっかりで、ちょっと気抜けしている感じである。イスラム教徒がほとんどだから、クリスマスはあんまり祝わないし(最近は日本と同じく、宗教とはあんまり関係なく、世界の祭りWELCOMEみたいなところもあるけど)正月は1月1日が休みになるだけ。仕事も学校も大晦日も1月2日もあるのが普通だから、あんまりカウントダウンムードは盛り上がってこないのです。

今までも何回も言ってきたけど、昔の特派員レポートにはアクセスできなくなってしまったようなので、ここでもう一度トルコの年末のお話をしておきましょう。

サンタクロースのモデルであるセント・ニコラウスは今のトルコのミュラという町の住人で、年越しの日、つまり大晦日に貧しい子供たちに施しをしました。これが、サンタクロースが良い子たちにプレゼントを配る伝説の元ネタとされています。その日がいつからキリストの誕生日に変わってしまったかは定かではないのだけれど、トルコではいまだにサンタさんは新年の風物詩で、正月のテレビ番組などにもよく登場したりします。私も、初めてサンタがあけましておめでとうといって回るのを見たときはビックリしたけどね。

クリスマスツリーも新年の木と呼ばれ、同じく正月の門松のようなものと考えてよいでしょう。木の下に置かれるプレゼントは、子供だけでなく妻や母にも買ったりします。でもやはり正月のプレゼントなので、お年玉といえましょう。さすがに大晦日の夜だけは人々は街に繰り出して大騒ぎします。特にタキシム周辺などは今年も車入場禁止になる可能性大。ボスポラス海峡を彩る花火も楽しみですね。

写真は、イスラムなのに堂々と飲酒が楽しめる国トルコのビール、冬バージョン。私は飲めないので味のほうはご報告できないけれど、このブルーのボトルかわいくありません???デコレーション用に購入しようかと思う、今日この頃。

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