バクラバの作法

公開日 : 2010年04月14日
最終更新 :
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トルコスイートの横綱級、バクラヴァ(パイのシロップ漬)超有名店、カラキョイギュルルオウルの5代目ナディルさんでございます。

今ではスーパーでも売ってるバクラヴァだけど、どこでも同じと思ってはいけない。シロップがどろどろと皿にたまっていたり、新鮮さを失って皮がぱりぱりと音を立てなかったりするバクラヴァを食べて、その真価を評価してはいけない。私も初めてトルコに来たときは頭痛がする甘さだと思ったけれど、それは名人芸のなせる代物ではなかったからかも・・・。ここのバクラヴァは、フォークで突き刺したときにさくっと音がするサクサク感を保ち、しかも持ち上げても一滴のシロップもたれないのです。これが、作るときシロップの量はかったりしてないんですよねー、すごい。

しかし芸術品には芸術品の縛りが!?5代目店主ナディルさんによると、彼のバクラヴァには食べ方があるとか。まずフォークで突き刺す。においをかぐ。半分かじってさくっとする感じを楽しむ。息を吸い込む(口に広がる香ばしい香りをよりいっそう楽しむため。)そして10回噛む。彼はこれを大学の講義などでも広めているらしい。いやはや、本当にバクラヴァを愛しているんですね。

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