しゃべる体重計

公開日 : 2010年11月24日
最終更新 :
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なんだかごみに埋もれてレトロなこれ、何だと思います?

今日、新市街オスマンベイの地下鉄出口で見たんだけど。いやいや、前にはこんなものなかったと思うから最近置かれたのだと思うんだけど・・・おなつかしや、と思わず駆け寄りそうになってしまいました。今では体重計を置いてある家も珍しくないけど(それでも日本の家のように、どの家にもあるわけじゃないけど)、昔はトルコでは体重とは街角で計るものであった。服も靴も身に着けたままだから、もちろんアバウトな数字なのだけど、街角にはいまよりもっとずっと体重計やさんがいたし、このような体重測定器もたくさんあった。

一番最初にトルコに住み着いたころ、私はイズミールに暮らしていて、20代の女子なのでやっぱり体重が気になりわけですよ。しかし、おじさんに小銭を渡して体重を量る勇気はなかなか出るものではなく(もちろんそのころはトルコ語もよくわからない)、このkonusan baskul(しゃべる体重計)と、昔の電車の切符みたいな小さな厚紙にガガン!とすごい音を立てて体重が打刻されて出てくるタイプの体重計には、よくお世話になったんですよ。このしゃべる体重計は、その名の通り、計った体重を読み上げるので、周囲に人がいないときを見計らって、さっとコインを投入しなければならない!みたいな緊張感もあって。いやいや、なつかしいわ。なんで今頃こんなところに出現したのだろう。ひょっとして捨てられてるのか??

最近も、トルコ人の、外で体重チェックの習慣は消えてしまったわけではなく、ショッピングセンターのエスカレーターの横なんかによく置いてあります。が、こんなレトロなものでは当然、なく。身長、体重、体脂肪から心拍数まで計ってくれちゃうような、見ようによってはSFチックな代物がおいてあります。あなたもやってみる?

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