新年の赤パンツ
下着屋さんのショーウィンドウはまっかっかだ。スーパーにも、かわいいハート型のプラスチックケースに入った赤いショーツやトランクスが山積み。なにやら、年々派手になっていくし、種類も増えていくよなあ。スリップやキャミソール、パジャマ、タイツと真っ赤なグッズコーナーの面積は確実に増えているぞ。
大晦日に新しい赤い下着を身につける習慣は、もともと西洋の習慣であるらしい。「ほら、私たちって西洋の習慣を取り入れるのが好きじゃない?でもって、それをもっと大げさにしちゃうのが。」とトルコ人たちが自嘲気味に書いていた。なにやら日本人の私も、耳が痛いな。
厳密にやりたい人は、新年を迎える夜中の12時ぴったりに、この赤い下着に着替えるのが正しいらしく、「あけましておめでとう!」といいながら、夜中にごそごそ下着を替えるのか?と思うと、かなり笑える。これをやると、1年が新しくぴかぴかで、ラッキーなものになるのだとか。なぜ新年に赤パンツ?というワードで、トルコ語ページを検索するとこんな書き込みが見つかった。
「ある夫婦がこれをやったら、その一年のうちに新しく家を買い、車を買い、家具を一新したの。この新調モードに、配偶者の一新も入るのかしら?」
賞金がすごいが、日本よりも一枚の値段がぐっと高い宝くじも8割がた売れたという。みんな何かにあやかりたいらしい、トルコの年末年始です。
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