ヴァンで地震

公開日 : 2011年10月24日
最終更新 :

今日23日、トルコのお昼13時42分に地震があった。トルコ共和国の東の端VANで、M7,2。トルコの都会は西に固まっているので、かなり田舎だと思ってもらってもよいと思う。

崩壊した建物の数は、中心部で10、ERCISという村で25-30というのが、今のところの数字だ。

今もどんどんテレビで中継中なのだけれど、初報を聞いてすぐ保健大臣は現地に飛び、全国のレスキュー隊もすぐに出動し、毛布や食料などの資材輸送も始まり、首相もすぐ現地に向かうことを表明、私が家に着いた20時前後には現地に到着、と流れていた。最近のトルコは地震に対して初動が早いな、と思う。10年前のマルマラ地震以来、法律を整えていくつもの省庁に分かれていた指揮系統を統一したり、現地が即決断を下せるような下地を整えたりして、いろいろ整備してきた結果なのだろう。違法建築の多さは未だに解決されたとはいえないが、テレビのニュースを見ていても、各大臣の自分の担当する部分についての発言も早いし(エネルギーの供給とか、輸送路の確保とか)、現場は悲惨でも、最大限努力している感じが伝わってくるんだよね。ものすごーくうがった考え方をしてみて、たとえばこれがマスコミの作ったうそだとしても、緊急時に国民にポジティブな意識と安心感を与えるマスコミっていいと思う。

VANへの飛行機は、たくさんの救援隊を乗せて今夜はまだまだ飛ぶそうです。

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