VAN地震関係のお願いとお知らせ

公開日 : 2011年10月31日
最終更新 :

必死の救援活動が続いているVANの地震ですが、やはり現地は相当寒いらしい。1999年のマルマラ大地震で、NGO KOBEとともに仮設住宅の運営などを行ったトルコのNGO、DEKMAKのBARIS ERENさんが電話をくれました。現地に行ってこられて、「テント村は寒い。そこで思い出したんだが、日本のストーブがあるだろ、あれが手に入らないか」「は?ストーブですか?危なくないですか」日本のストーブといわれるのは、灯油ストーブみたいな奴だが、ここでは昔から石炭ストーブが主流、今は都市ガスによって沸かした湯を循環させる全館暖房が主流で、そんなもの見かけないのです。しかもテントの中にそれを持ち込むのは危なくないかと私は思ったのですが。「違う違う、ほら、服に貼り付けたりする奴あるだろ、袋破るとあったかくなる・・・」ああ、貼るホッカイロ的なやつですね。あれは、確かにトルコにはあまりない。実は狩猟関係の店に少し置いてあったりするので、さっそく電話してみたが売りきれていた。ベイオウル区で看板を見たのだが、イスタンブール市はVAN現地でも救援活動を行っているが、区も寄付物資を家まで取りに来て現地に届けるサービスをすぐに始めた。そういうわけで、市民がこぞって毛布を筆頭にいろいろなものを送っているのだが、カイロもそういうことで買い占められたのかしら・・・とりあえずDEKMAKにはカイロは私は送ってあげられなかったが、もし持っていて譲ってあげてもいいという方がいらっしゃったらDEKMAKに送ってあげてください。送り先は以下です。

DEKMAK kocaeli afet kurtarma ve yardımlaşma derneği

住所 yavuz sultan mh özgen skkaya ap.no6 derince kocaeli

tel.0262.223 54 33. 0532.3153631 0533.2387880

dekmak.org.tr ngokobe dekmak.com

またイスタンブール旧領事館でも、募金活動の一環としてカレーライスの集いが行われるそうです。11月14日12時から14時。タキシムからギュムシュスユの坂を下りる途中にある旧領事館は歴史を感じさせる大変素敵な建物ですから、まだ中を見たことがない方はこの機会を利用して足を伸ばされるのもいいのでは。

http://www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp/consulate_t/bunka/kori_t.html

http://www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp/consulate_j/ryoji/oshirase6.html#18

トルコでは、地震じゃなくて建物が人を殺すとよく言われる。今回も何回も報道されているように、パンケーキクラッシュで建物につぶされて命を失う人が多いからだ。1999年の地震以来、耐震に対する法律は整備されたけど、それを遵守するには個人の経済力だって必要だ。耐震どころか建築許可さえない家だってたくさんある貧しい地方での地震だということをちゃんと分かった上で放映して欲しいなあ、今後の海外メディア。

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