ナザールボンジュウ進化型

公開日 : 2011年11月30日
最終更新 :
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写真の品々、どうです?可愛くありません??

ナザールボンジュウというのは、東地中海一帯にある青い目玉のお守り。トルコでも本当に愛されている、というか浸透しているお守りです。このあたりには邪視信仰というのがあって、例えば家を買った、子供が生まれた、車を買い換えた、成績が良かった、今日の服は良く似合ってる・・・・と何でも良いのですが、とにかく良いことがあったり良いものを持っていると人のねたみを受け、その妬みが実害を与えるという、一種の呪いのような考え方なのですが、そこでこのナザールボンジュウを持っていると、そのねたみをはねかえし、身代わりとなって割れることで自分をも守ってくれる、というわけです。

子供の下着に小さいビーズ状のものがピンで留めてあったり、キーホルダーや銀の縁取りをしたもの、車にぶら下がっていたり、家の壁飾りだったり、恋人同士で送りあったりもします。そう入っても昔は、大きさはいろいろあれどガラスの目玉ベースに過ぎなかったのですが、最近のトルコ雑貨の垢抜けたことといったら、この伝統的ナザールボンジュウにまでその影響を及ぼしていて、アクセサリーがとってもかわいいんです。

ちょうちょだったり、お花の形だったり、天道虫の背中についてたり、永久の愛を意味するトンボと組み合わせてあったり、トゥーラ(皇帝の花押)などと組み合わせてあったり・・・特に私、最近気に入ってるのが写真のお店・・・とはいえないな。なんてったって、屋台なんだもの。場所は、ニシャンタシュのSARAYムハッレビシの横。バサージュの入り口にいつも商品を広げていて、管理はパサージュのチャイ宅配屋のおじさんがやってるから、どこのガイドブックにも紹介の仕様がないんですけど・・・デザインレベル結構高いと思うんですけど、皆さんどう思いますー??

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