ラマザン２０１２

7月20日から断食月に突入しました。

断食をする人もしない人もいるけれど、する派の友人たちは、今年は始まる前から憂鬱顔でした。断食月は毎年2週間ほどずれていくから、夏の日も冬の日もあるのだけれど、夏のほうが断然辛いのです。なにせ日の出から日の入りまでの断食断飲禁煙禁欲なので、7月20日のイスタンブールの場合、朝3時49分開始、夕方20時41分まで17時間近くも水も飲めない。外は連日30度超えの真夏日。肌をさらすのもあまり良くないので、海もプールもトルコ人は少なめ。さすがに健康に悪いと現在の科学では言わざるを得ないわけで、保健省は、老人などには断食しないよう強く勧めたりはしていますが、そうはいっても老人のほうが頑なにやりたがるわけですよ。

写真は家のポストに入ってたラマザンカレンダー。毎日の日の出、日の入り時刻が表になっています。新聞折込だったり、パスケースに入るカードタイプだったり、この時期あちこちで配られます。私は何を勘違いしたか、21日からだと思い込んでいて、20日思いっきり友達に茶をいれさせてしまった。ごめん！！！別に友人たちは怒るわけでもないのだが、初日はさすがに悪かったと罪悪感が消えない私であった。ちなみにこの時期、酒も飲まない人も多いので盛り場が多少空いたりもします。今まで満席でなかなかいけなかった店なんかは今こそねらい目？？なのかも。