晩秋の地中海

公開日 : 2013年10月30日
最終更新 :

10月の最後の週末についにサマータイムが冬時間に切り替わり、いよいよ冬を待つばかりとなりま・・・といいたいところですが、仕事でエーゲ海・地中海を周っていると、日焼けどころか熱中症で倒れるかもと思うような日差しの強さでした。イスタンブールに帰ってきて、穏やかな日差しにほっとしますね。イスタンブールでも昼間は半そでで十分ですが、朝夕はかなり冷え込むように。夏冬両方の準備が必要な季節です。

さすがに先日の犠牲祭を最後に、海に近い地方はシーズンオフムード。どこにいってもがらがらで、10月いっぱいでシーズン営業を終えるところも多く、寂しいムードが漂います。

海底に一部が沈んだ都市の遺跡が見られることで有名なアンタルヤ郊外のケコバでは、去年行った頃よりずっと道がきれいになって、アクセスしやすくなってました。2016年に控える花と子供たちの万博への準備が着々と進んでいるといったところでしょうか。

フェティエ、カシュ、カルカン、オリンポスと小さ目ながらも人気のリゾートが続くこの地中海沿岸の道をはずれ、サンタクロースの名でも有名な聖ニコラウスの町デムレからケコバへの最寄港ウチアウズへ入っていくと、何にもない道の途中に石造りのかわいいホテルを見つけました。

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Likya Yolu Palasというたった5部屋しかないこのホテル。一部屋の大きさも大きく、シングルとして使うとさみしいくらい。朝起きて、ドアを開けると目前にプール、遠景に地中海。オーナーは、利器あの歴史に大変詳しく、歴史好きなら話は尽きないはず。歴史は苦手なあなたは、近隣で取れた野菜やはちみつや手作りジャムでオーガニックな朝食に舌鼓を打っては?

帰りにホテルのカードをくださいといったら、オーガンジーの袋に石に彩色してつくった手作りのナザールボンジュとともに名刺をくださる。うーん、どこまでもこじゃれた隠れ家ホテルでした。しかも安いので、BOOKING。COMなどで検索してみてね。

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