大使館からの注意喚起

公開日 : 2016年02月19日
最終更新 :
筆者 : 関 望

下記大使館からの注意喚起です。ご参考まで。

たびレジ登録者の皆様へ  安全対策及びイスラム教の金曜礼拝にかかる注意喚起  

平成28年2月18日  在イスラエル日本国大使館

1 昨年10月以降のイスラエル・パレスチナ間の緊張の高まり(暴動及びテロ)につきましては、発生件数は減少傾向にありますが、西岸地区(旧市街を含む)、イスラエル国内を問わず緊張状態にあり、特に銃によるテロ事案が発生するなど「巻き込まれ」の危険性が高まっており、予断を許さない状況が続いております。

2 特に西岸地域では、デモ、ナイフ・銃等を使用した暴力事案等が、引き続き頻発しております。同地域(ラマッラ、ベツレヘムを除く)は、海外安全情報(外務省海外安全ホームページ参照)にて、レベル3(渡航中止勧告)に指定されておりますので、立ち入らないようにして下さい。

3 イスラエル国内で発生した最近の事案としては、14日午後、エルサレム旧市街のダマスカス門付近において、パレスチナ人らによる銃撃事件が発生、負傷者は出ませんでしたが、犯人は、その場で射殺されました。同日午後、同ダマスカス門付近において、パレスチナ人少女による刺傷未遂事件が発生、犯人の少女はその場で逮捕されました。

4 昨年末、ISIL指導者アブ・バクル・バグダ?ディが声明を発出し、その中でイスラエル攻撃を示唆したほか、当地各紙はハマス構成員によるイスラエル攻撃計画が未然に阻止された事案、また先月末、レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラの最高指導者ナスラッラ?の息子が、西岸地区において、イスラエルへの攻撃要員をリクルートしていた旨報じているなど、引き続きテロ事案が発生する可能性は排除されません。

 また、ヒズボラの最高指導者ナスラッラ?は、16日の声明にて、ハイファ港(テルアビブより北約100km)にあるアンモニア・タンク(化学薬品貯蔵施設)は、ミサイル攻撃の対象である等言及しており、レバノン側からの脅威にも注視する必要があります。

5 毎週金曜日の正午頃には、モスクにおいて、イスラム教徒による大規模な集団礼拝(金曜礼拝)が行われますので、それに伴うデモ、衝突等、治安の悪化が懸念されます。

6以上のとおり、当地治安は引き続き不安定な状況にあり、海外安全情報(外務省海外安全ホームページ参照)を踏まえ、レベル3(渡航中止勧告)の地域には立ち入らないとともに、その他の地域を訪れる場合にも、当地の報道や在イスラエル日本国大使館のホームページ等で最新の情報を入手し、人が多く集まる場所は極力控え、不審人物には近づかない、テロの標的となりやすい、路線バス、シェルート(乗り合いバス)の利用を避ける、また、エルサレム旧市街ダマスカス門付近での暴力事件が続いていることから、同地域には近づかない等、安全対策には最大限の注意を払ってください。  以上

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