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タイ、ミャンマーそしてカンボジアと同じく、
ラオスの暦も年が改まるのは毎年4月の中旬です。
日にちは国によって、また年によって少しずつ違いますが、
ラオス暦2551年の今年、ラオスのお正月休みは
4月13日から3日間でした。
この時期は乾季で雨が少なく、気温も最高に達します。
寺院では仏像に水を掛け新年を迎える儀式が行われます。
これがいつのころからか幸運を祈るという名目で
無礼講の水掛け合戦に進化したようです。
正月の3日間は水掛けまつりに興じる若者たちで
首都ビエンチャンの街中が騒がしくなりました。
メコン川沿いのメインストリートには
バケツやドラム缶に水を満載したピックアップトラックが行きかって、
歩いていようとバイクにまたがっていようと、
おのぼりの外国人だろうと正装した女性だろうと、車上から容赦なく水を浴びせ掛けます。
道端の若者も細いホースに水圧を目いっぱいかけてこれに応戦し、
子供たちは背中のタンクに水を詰め込んだ「手動・与圧式・水鉄砲」を使って
通行人にねらいを定めます。
「サバイディー、ピー・マイ」(こんにちは・新年=新年おめでとう)
と声をかけられ、振り返ると気品あふれるご婦人が
花びらを浮かべた冷水をわたしの襟元に注ごうとしていました。
ヒャー冷たい、きもちいい。でも、あわてず騒がず、
「サバイディー、ピー・マイ」
と返礼して合掌するのがエチケットなのです。
暑さ最高潮の昼下がり、阿鼻と叫喚と笑い声の渦に街が満たされます。
この日のビエンチャンの人々の服装はビーチ・サンダルにアロハシャツが定番。
おそろいのTシャツで練り歩くグループもいました。
観光客はカメラをビニール袋に包んで逃げ惑うことになります。
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