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現地の人々と協働しているJICAボランティアならではの視点から、各地の最新情報をお届けします。
私はジャイカ(JICA=国際協力機構)が公募したシニア海外ボランティアに志願し、2008年1月、ラオスの首都ヴィエンチャンに派遣されました。配属先はラオス旅行業協会、英文表記ではLao Association of Travel Agentsで、略してLATA(ラタ)です。LATAのオフィスはヴィエンチャンのランサン大通りに面したツーリスト・インフォメーション・センターの建物の中にあります。20代後半の主任Voneと20代前半の秘書Meeと私Akiの3人が小さな部屋でこつこつと仕事をしています。
[写真:職場の一階はインフォメーション・センター。日本人はめったに見かけない]![]()
私の肩書きは「観光アドバイザー」です。任務は世界からもっと大勢の観光客をラオスに呼び込むことです。私の机の前にはオランダの国際支援組織から派遣された40代のアイルランド人Robertとラオス人のアシスタントTotの二人が働いています。彼らはヨーロッパのマーケットを担当しています。私はアジア、とくに日本、韓国、台湾などの極東地域のマーケットを担当しています。
[写真:仕事仲間たち(左からVone、Mee、Robert、Tot)]
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ラオスはニューヨークタイムズが2007年12月に行った読者投票「次に訪れたい国」でナンバーワンに選ばれました。イギリスの旅行雑誌ワンダー・トラストの「世界遺産人気投票」ではラオスの古都ルアン・パバンが2006年と2007年の2年連続でトップになっています。さらにラオス最北部のナム・ハ村のエコ・ツーリズム・プロジェクトは2007年の“Tourism for Tomorrow” 賞を受賞しました。
ようやくラオスに光が当たり始めたところです。ラオス観光庁はラオス観光キャンペーンのスローガンを「メコンの宝石」“Laos, Jewel of Mekong”と定め、すばらしい写真を収めた観光カタログも完成しました、日本でもまもなく配布します。
ラオスはタイやベトナムにはさまれた山の国です。面積は日本の本州と同じくらいで、60以上の少数民族からなり、人口6百万人(日本の20分の1)の純農業国です。北の端から南の端までメコンに貫かれています。この国は世界の近代化から取り残されて静かに眠っていた国です。ラオスを訪れた日本人の印象は「懐かしい国」です。
人々は貧乏ですが、微笑みにあふれています。昔ながらの生活が壊されないで残っている国です。この国を旅すると田舎の風景と少数民族の文化と人の優しさを体感できます。少なくともあと5年は・・・。町も村もいつか整備されて、懐かしさは消えていくでしょう。だからラオスはいまが旬です。早くいらっしゃってください。
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