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現地の人々と協働しているJICAボランティアならではの視点から、各地の最新情報をお届けします。
<ラオスは4月の半ばで乾季が終わります。5月から6月にかけて、いよいよ、雨季の始まりです。この時期に田植え前の雨乞いと豊作を祈願して、ラオス各地の村々で開かれるのがロケット祭り(ブン・バン・ファイ)です。竹の筒に火薬を詰めた手製のロケットを、竹や丸太で組んだ発射台から上空に向けて打ち上げ、遠くに飛ばします。今回はロケット祭り見物に出かけた協力隊員・鈴木彩乃さんのレポートです>(ラオス特派員・藤田昭雄)
ロケット祭りは何百年も前から続いているお祭りです。この時期、ラオスでは雨季に入り、田植えを開始します。ロケットを天に上げることで、神様に「この村では田植えが始まりました。しっかりと雨を降らせてください。」とお知らせするのです。農業中心のラオスには、こういったお祭り一つとっても、日本の文化に近いものを感じます。
2008年6月15日(日)、日本から遊びに来ていた私の友達と、私のラオス人の女友達2人の総勢4人でロケット祭りを見に行ってきました。目的地のナーカー村はヴィエンチャンから北東に乗り合いバスで40分の農村です。この村には私の職場の同僚が住んでいます。到着したのは昼の11時。お祭りモード満点で、焼鳥屋さんや飲み物売りが田んぼの脇に所狭しと並んでいます。朝ごはんをしっかりと食べていない私たちは、テンションも上がってさっそく焼き鳥をほおばりました。
私たちが到着したときには、すでにロケット飛ばしは始まっていて、田んぼのなかの発射台近くは人で溢れていました。小さいのをいくつか飛ばしている間に大きいものを準備して、準備が完了すると大物を発射、といったサイクル。やはり、小さいものより大きいものの方が迫力があっておもしろい。飛距離も全然違います。成功して拍手喝さいを受けるものもあれば、飛ばした瞬間に田んぼに落下してブーイングを受けるものもあります。飛ばすのに失敗するとみんなでその創作者を田んぼに落とすそうです。頑張って作ったのに、田んぼに落とされるなんて、なかなか厳しい・・・ラオ人。
そしてこの日のびっくりは、女装した「元男性」たちと数名の女性が音楽を奏で踊りながら会場を練り歩く「仮装パレード」です。最初見たときは明らかに「男」の人が女性の格好をしていて、びっくり!この日は何でもアリの無礼講。踊る阿呆に観る阿呆、村中が大騒ぎでした。
<今回の執筆者鈴木彩乃さんは大阪市出身。2008年1月より2年間、青年海外協力隊員としてヴィエンチャン市保健局にて母子保健改善プロジェクトに取り組んでいます>(ラオス特派員・藤田昭雄)
↑大型ロケットの発射の瞬間、大歓声が上がった。
↑踊りに熱中する村人たち。ラオスの人はお祭りの日は踊りまくる。
↑田んぼのはずれに並んだ焼き鳥屋さん。いい匂いに誘われて買ってしまう。
↑会場に着くまでに面白いものがいっぱいあるから、なかなか進まない。日本にいたら、まず、気持ち悪いといって食べないであろうこの物体、何の虫かわからないものが焼かれて売られている。以前、ヴィエンチャンのお店で食べたとき、おいしかったことを思い出し、みんなで食べることに。やっぱり!おいしい。
↑ロケット祭りだけに振舞われる「ラオ・トー」。お米から作ったお酒で、色は黄色で少し甘め、アルコール度数は12度ほどか。
↑ロケット祭りの村はどこも人で溢れんばかり。ラオスのビール「ビア・ラオ」を片手に、通りがかりの人にも「一緒に飲もうぜ!」と声をかけてくる(中央が鈴木彩乃さん)。
↑仮装パレードの一部。中央は二人とも男性。大音響のスピーカーが奏でる歌に合わせて村は踊りの渦になった。
このリストは、次のエントリーを参照しています: 天まで届け、竹筒ロケット:
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目の前で動くものが、仲間の人間の場合も、動物の場合も、無生物の場合も、私たちがそ
トラックバック時刻: 2008年7月31日 19:04
