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ネパール特派員の最新海外レポート

現地の人々と協働しているJICAボランティアならではの視点から、各地の最新情報をお届けします。


私の活動を紹介しますと、指導職種は理学療法です。カウンターパート(指導対象となる相手)に対し理学療法の技術指導を行います。カウンターパートの立場は理学療法助手です。
私の配属先はネパール障がい者協会といってカトマンズ市北東部の街のはずれ、ジョルパティという町にあります。
ネパールは理学療法士の資格制度はありますが、たいてい技術を身につけるとインドなど外国へ働きに出てしまいます。その方がもっと稼ぐことが出来るのです。 そのため、理学療法士が定着しないという問題を抱えております。そこで、私はこの障がい者協会の施設でリハビリテーションを充実・発展させ、現地の理学療法士 や助手に対し指導、定着させるのがここでの仕事です。


image001.jpg[写真:ジョルパティの町並み、この先の山のさらに奥に世界遺産チャングナラヤンがあります。]

image002.jpg[写真:ジョルパティの手前、カトマンズの市街地寄りにはボーダナートという仏塔があります。]


image003.jpg[写真:ボーダナートの仏塔で一休み。時々配属先の同僚や実習生らと、ぶらりと寄ります。]


ネパール障がい者協会の敷地には、カゲンドラ・ニューライフ・センターという関連施設の集合体があります。それらは、ネパール整形外科病院や脊髄損傷リハビリテーションセンター、カゲンドラ・ニューライフ・ホームという障がい者ホーム、SOSチルドレンビレッジといって経済的に苦しい障がい児とその家族のための居住施設、養護学校、自宅療養する障がい者や障がい児・その家族に対し直接的に支援したり養護や介護職種の研修機関の機能をもつCBR(Community Based Rehabilitation)センターがあります。さらに、CBRセンターは、ネパール国内各地にもCBRセンターをもっています。
私の業務内容は、カゲンドラ・ニューライフ・センターのリハビリテーションサービスを連携・調和をもって発展させることです。今は障がい者 ホームのリハビリテーション体制をカウンターパートと作っています。また、カウンターパートへの技術移転のため、ネパール整形外科病院の理学療法士の協力 を得て研修を行っています。


image004.jpg[写真:配属先であるネパール障がい者協会と関連施設カゲンドラ・ニューライフ・センターの門]

image005.jpg[写真:ネパール障がい者協会の敷地案内図]


image006.jpg[写真:ネパール整形外科病院玄関]


現在、理学療法士はネパール整形外科病院に2名、助手が2名勤めています。病院のスタッフは皆、陽気で笑いあり、でも患者さんに対しては真剣。良いスタッフ 達です。患者さんの多くは貧困層であるため、リハビリ料金は低価格。経済的に支払の困難な方には無料というシステムがあります。
患者さんを見ていても、職場のスタッフを見ていても、また通勤途中のバスの乗客を見ていても皆やさしい人達です。こんなネパール人の人柄を、活動紹介を通してお伝えできたらって考えております。


2008年10月 3日| | トラックバック (0)


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