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現地の人々と協働しているJICAボランティアならではの視点から、各地の最新情報をお届けします。
コロンビアといえばコーヒーで有名ですが、私の活動先マニサレス市は有名なコーヒー産地で、
町の中心をちょっと過ぎると、アンデス山脈に広がるコーヒーの木とプラタノ(バナナの甘くないもの)
の木が視界いっぱいに美しい姿を映し出してくれます。
日常生活でもコーヒーはよく飲まれます。
道端ではポットにコーヒーを入れて売り歩いている人がいたり(1杯300ペソ(約15円))、スターバックスの
ような高級志向のカフェショップもあり、こちらでは1杯2,000ペソ(約100円)と雰囲気・値段も様々です。
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私の両親が「視察の旅」という制度を利用してコロンビアに来た際には、3年ほど前、テレビ番組での舞台
になったJose (ホセ)さんのコーヒー畑見学に行ってきました。
この地域のコーヒー畑は急な坂にあり、コーヒーの木はプラタノの木と一緒に植えられています。
それは、プラタノの葉がコーヒーの木に降り注ぐ雨と太陽の光をほどよく遮る役目があるからだそうです。
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コーヒーのお花、ご覧になったことがありますか?
真っ白でとても可愛らしいお花です。
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コーヒーの実は元は緑色。熟して赤く色づいてから1粒ずつ収穫します。
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世界にあるコーヒー産地の一部では、人件費を削減するために機械でいっせいにコーヒーの実を収穫する
そうなのですが、そうすると熟した実とそうでない実が混ざってしまうので品質は落ちてしまうそうです。
コーヒー価格の競争が厳しい中、コロンビアでは品質を優先し、手摘み収穫によるプレミアムコーヒー作り
を進めているようです。
収穫された実は、外皮をむき、乾燥させ、良い豆と悪い豆を選別し、殻をむき、ローストし出荷されます。
昔ながらの、屋根が移動する乾燥場所。天候に合わせて開けたり閉めたりします。
乾燥した殻をむくのは石臼と木棒。棒で豆を叩くようにします。臼と棒、殻同士の摩擦で殻がむけるようです。
詳しい話は聞かなかったのですが、この作業も人件費削減の波をうけて機械化が進んでいるのかな、
と想像します。
ローストした後の豆の方が高く売れるから、という事で、Joseさんは最近、仲間同士でロースト機を購入
されたそうです。ロースト機からはとても良い香りがしました。
ある本で、設備投資ができなく生豆でしか出荷できない零細農家は、天災や世界の取引市場の
影響を受けやすく、生活が困難になっているケースが少なくないという事を知りました。
グローバル企業の焙煎業者等が圧倒的な中間マージンを取り、日本で飲むコーヒー価格の数
パーセント程度しか農家の収入にならないそうです。
しかし、今回のように実際にコーヒー農家を尋ね、その工程を知ると、栽培・収穫・処理の大変さと
ありがたみを感じ、正当な取引が行われて欲しい、と切に感じました。
コロンビアでは、零細コーヒー農家の為の連盟があり、日本で売られているコーヒーにもその連盟
のマークがついているものがあるそうです。
Joseさんのお宅でそのマークのついた日本の缶コーヒーを見た時、日本と自分の活動地域との
繋がりが嬉しくなりました。
日本でこのマークを見つけたら、コロンビアのコーヒー農家をぜひ思い浮かべてください。
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