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エクアドル特派員の最新海外レポート

現地の人々と協働しているJICAボランティアならではの視点から、各地の最新情報をお届けします。


現在働いている中高学校で、環境教育の一環として
生徒たちと一緒に堆肥(タイヒ)づくりを行いました。

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(生徒と一緒に堆肥づくり)


「3R」と呼ばれるReciclar(=リサイクルすること), Reusar(=再利用すること),
Reducir(=ゴミの量を減らすこと)を学習・体験することが目的です。


そして、2008年、現在働いているエクアドル・テナ市で、
市役所主催の環境プロジェクトコンクールに参加しました。


その結果は、なんと高校部門で1位獲得。賞金は1000ドル!
(日本円に換算すると12万円ほど。ちなみに、エクアドルの物価はここ年々上がっているものの、
だいたい日本の4分の1です。)

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(環境コンクール 1 位!賞金 1000 ドル)


鶏のフンを使った堆肥や日本発祥の「ボカシ」と呼ばれる速成堆肥を作りました。材料集めから始まり、
ミニ学校菜園づくりまで同僚の理科の先生と一緒になって、行いました。

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(ミニ学校菜園)


そして、特に市役所の人の注目を集めたのが、
「生ゴミ堆肥づくりのための家庭用タンク」です。

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(生ゴミ堆肥づくりのタンク)


こちらでは、日本で見られるような、家庭で簡単に堆肥が作れるタンクがほとんどありません。
そこで、実験的にドラム缶を使って、堆肥タンクを作りました。タンクの中には穴のあいた細い管をつけ、
液肥(液体堆肥)も取り出せるような仕組みにしました。そして、だいたい3か月ほどで生ごみ堆肥が
無事完成しました。


現在働いている生徒の大半の家族は農業に従事しています。
アマゾン地域では予想していた以上に、堆肥を使った農業が普及しているようで、
「私の家族の農園でも堆肥作っているよ」
という声が生徒からしばしば聞かれました。


とはいうものの、エクアドル全体ではまだ有機農業の考えが特に普及していません。
特に、エクアドルの太平洋沿いの海岸部では農薬を使った大規模単一栽培が多く見られます。
海岸部をバスで走ったときに見られる、視野一面に広がったバナナの大規模農園には目を見張るもの
があります。まさに、壮大な光景です。ただ、単一栽培に伴う農薬使用は今後の課題になっています。


今回の環境プロジェクトが、生徒が将来農業を行う際にちょっとでもエコな農業を考えるきっかけになれば、
と思います。

「世界も、自分も、変えるシゴト」

JICA 青年海外協力隊・シニア海外ボランティア募集中!(応募期間:4月1日〜5月18日)

詳しくは http://www.jica.go.jp/ または JICAボランティア募集相談窓口 03−3406−9900(9:30〜12:30、13:30〜17:30、土日祝除く)


2009年4月24日| | トラックバック (0)


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