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コスタリカ特派員の最新海外レポート

現地の人々と協働しているJICAボランティアならではの視点から、各地の最新情報をお届けします。


こんにちは、コスタリカ隊員船橋です。コスタリカは今雨季なのですが最近は雨がとっても少ない気がします。これも地球の気候が変わっているからなのだろうか?とよく考えます。


ところで今回のご報告は神秘的な経験の話です。
コスタリカは皆様ご存じのようにとっても自然が豊かな国です。この国に来て初めて近くで野生の動物を見たり、珍しい植物を見てきました。
そして今回は念願のArribada(アリバダ)をプラジャ オスティオナル(オスティオナル海岸)に見に行ってきました。アリバダとはウミガメの一種であるヒメウミガメが産卵のために一斉に海岸へ来るという自然現象のことです。数日間にわたりオスティオナルのある浜辺がウミガメで埋まってしまうという何とも信じられない現象です。
これは一年を通して毎月起こるそうですが、雨季に起こるアリバダは規模がとっても大きいそうです。


ここへたどり着くにはまずサンホセ市から約4時間かけてサンタクルス市までバスで行き、そこから一日に数本しかないオスティオナル村行きのバスに揺られること2時間半。オスティオナルはとっても小さな村です。

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▲橋のない川を渡っていきます              ▲オスティオナルの村


アリバダは自然現象なので行けば必ず見れるというものではないので、起こりやすいといわれる下弦の月の日をカレンダーで調べ、現地の人に電話をして、アリバダが来たかどうかを確認します。


今回も私たちは事前に調べて、約9時間かけていったのですが、着いた海岸には全く何もいない。

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▲アリバダの案内                   ▲とくに何もいません


現地の人に聞いてみると、まだカメは来ていないとのこと。
活動の関係もあり一泊しかできなかったのであきらめて次の早朝帰ろうとすると・・・


おじさんがメガフォンで“アリバダが来たぞー”と家々を回って知らせているところに遭遇。早速海岸へ行ってみると、たくさんのカメが海から出てきて産卵場所を探したり、産卵し終わって海へ帰ったりしていました。太陽が強く照らし出す前にお母さんガメ、約100頭以上が浜辺にずらーっと並んでいるところを見ることができました☆
その後ふと海のほうを見てみると・・・プカプカとウミガメたちが浮かんでいる!すごい光景でした。

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                         ▲ウミガメ

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▲よく見ると見える点はカメです         ▲ウミガメが帰って行ったり浜辺に来たり

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▲浜辺に向かう母ガメ         ▲海へ帰っていく母ガメ


そして次の瞬間、生んだ卵を掘り起こしている人たちが!

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                   ▲採集する現地の人たち


そうです、このオスティオナルは唯一合法的に卵の採集と販売が認められ、卵はコスタリカ全土で販売されているそうです。
今さっき一生懸命にお母さんガメが生んでいった卵を掘り返してしまうのはちょっと寂しいですが、アリバダ期間中は何千ものカメが同じ浜辺に産卵に来るので、後から来るカメが卵を掘り返してしまうため、この村では有効的に卵を使っているそうです。

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▲卵を運ぶ現地の人


今回のアリバダはあまり大きくなかったそうです。9、10月が毎年一番多数のカメが来るそうなので、もう一度行ってみたいと思います。
この現象は世界で8ヵ所、メキシコやインド、ニカラグア、コスタリカ、パナマのみで確認されているそうです。一見の価値大ありですので、長期でコスタリカに来てアリバダを狙ってみてはいかがでしょうか?


2009年8月26日| | トラックバック (0)


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