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先週末の夕方、ビエンチャンを歩いていて、日本人の新婚カップルに出会いました。新婚旅行にどこを選ぼうか、いろいろ考えていたところ、ある東南アジア好きの友人からゆっくりできる国だからと薦められてラオスを選んだそうです。ビエンチャン2泊、ルアンパバーン3泊、帰りの機内1泊の全日程7日間の計画で、ビエンチャンに到着して2日目だとか。
▲回廊の仏たち
ビエンチャンでお二人はSsttha Palaceセタパレス・ホテルに泊まっていました。中央広場まで3分ですが大通りからはひと筋中に入った静かなロケーションです。コロニアルスタイルの建物を改修した各室29室ともにローズウッドの家具を具えベネチア大理石の浴室があり、プールサイドが真ん中にある中庭に面しているとのこと。なるほど、新婚旅行にぴったりですね(1泊約16000円)。
▲正面入り口は地味な構えのセタパレス・ホテル

ビエンチャンを訪れたら、この小さな寺院に立ち寄ってください。私は週に一度は涼みに出かけ、ひんやりした本堂で御本尊にお線香を手向けて手を合わせています。本堂のお線香(志は5000キープ=約60円が適当)に火を点し、合掌と拝伏を3回繰り返すと気持ちが落ち着いてきます。お試しください。
▲ご本尊に線香を手向けて三拝

ルアンパバーンはVilla Santi ホテルに予約しているそうで、それもこの二人には相応しいと思いました。かつて王妃の館であった建物を改修したもので、設備は近代的ですが、ここにもコロニアルスタイルの内装外装が保存されています。ハーブサウナやラオス式マッサージが人気です(1泊約17000円)。
▲ビラサンティ・ホテル

今日一日ビエンチャンを見て回ってどうでしたか、とお伺いしたらふたり同時に「ワット・シサケット」という答えが返ってきました。ふたりはビエンチャンにある日系旅行会社にウェブを通してホテルや観光を手配してもらい、ビエンチャンとルアンパバーンで1日ずつ日本語ガイドを頼みました。そのビエンチャンのガイドさんがまた木訥そのもののような人柄で、彼の案内で市内の見どころをいくつか回った中で、彼の自慢するお寺がシサケット寺院だったそうです。
▲気品のある本堂

実は私のお勧めもこのシサケット寺院です。ラオスにはそれほど古い寺院建築は残されていません。もともと木造の寺院が多いラオスでしたから火災には弱かったと思います。そのうえ、ランサン王朝最盛期の16世紀にできた多くの寺院は19世紀初頭のシャム王国の侵攻でおおむね破壊されました。シサケット寺院は何とか原型をとどめる数少ない古刹です。
▲ひと気のない中庭

街の中心にあるにもかかわらず、訪れる人は一日に100人に達しません。照りつける太陽を避けて軒下の石段に腰を掛け、持参したお昼のサンドイッチをほおばります。7千体に及ぶ小さな仏様に見守られながらひと気のない回廊を眺めているうちに、いつしかまどろんでしまいます。毎日8時開扉〜16時閉扉。12時から13時まで昼休みということになっていますが、入れてくれます。入場料5000キープ(60円)。
▲壁龕(へきがん)に小さな仏像)
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