モザンビークからナミビアまで船旅をしてきました
もうあの船旅から1ヵ月が経ったとは。時の流れの早さを感じます。
昨年末にモザンビークからナミビアまで船旅をしてきました。航路はマプト(モザンビーク)〜ケープタウン(南アフリカ)〜ウォルビスベイ(ナミビア)。途中にケープタウンで0泊1日を過ごした以外は8日間の船上生活でした。
ナミビア沖にて撮影
なぜ、船の上で過ごすことになったのか? 実は、ピースボート(※)の第86回クルーズに講師として呼んでいただいたのです。ピースボートとは、船で地球を一周して見聞を広めつつ、船内で行われるレクチャーを通じて世界の諸問題について考えることもできる世界一周クルーズ船のことです。
マプトで出航を待つ船
僕に頂いたお題は「南アフリカの歩き方」。とはいえ、講演という場をいただいたのに、ガイドブックに書かれている内容をそのまま話しても面白くないですよね。
そこで講演を2部構成にして、前半は「南アフリカの歴史」後半は「南アフリカ観光のヒント」についてお話しました。
歴史を大きく取り上げたのは、「自然も食も文化も、全ては歴史が生み出したもの。歴史がわかると観光がもっと楽しくなる」と考えてのことです。
持ち時間は80分。2つの異なるテーマを短い時間で、かつ約400人を対象にした一方通行の講演でどれだけ伝えられるのか......と不安もありました。
でも講演後に「ヤン・ファン・リーベックが長崎の出島にいたなんて知らなかった」「ロベン島に行く前にアパルトヘイトの説明を聞いてよかった」という声をかけていただいたり、講演で紹介したボルダーズ・ビーチのアイスクリーム屋さんに行く人が続出して「美味しかったーー」と絶賛の嵐(!)をいただくなど、それなりに役割を全うできたのかなと思っています。
ちなみに、講演の様子は下記リンクを見てください。
●南アフリカの歩き方 〜歴史の上に今がある〜
http://www.pbcruise.jp/report/86th/onboard/post_70.html
船上ではこの他に、昨年のネルソン・マンデラ国際デーで取り上げられたポストミレニアム開発目標(MDGs)についてのワークショップを手伝ったり、久しぶりの日本食を楽しんだり、海を眺めて過ごしたりと充実の日々でした。
ワークショップの様子
乗船にあたっては子ども(1歳2ヵ月)連れということで、ちょっと心配もありました。でも南アフリカ滞在時と同じように(南アフリカ人は無類の子ども好きが多いのです)いや、それ以上に色々な方にかわいがっていただき、家族一同とても嬉しかったです。この場をお借りしてあらためて御礼申し上げます。ありがとうござました。
ところで、今回のクルーズ乗船前後にモザンビークとナミビアでそれぞれ数日間を過ごしてきました。これまでこのブログで取り上げることが少なかったこの2ヵ国ですが、記憶が新鮮なうちに記事を書きたいと思っていますので、ぜひご期待ください。
最後に、1月も中旬になってしまいましたが今年もどうぞよろしくお願いします。
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